
成人のみなさま、本日はおめでとうございます。
お日柄もよくあたたかい日でよかったですね。
1946年(昭和21年)11月22日埼玉県蕨市で行われた「青年祭」が最初のルーツと言われています。
~おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます。~
むかしは、13~15歳の通過儀礼。
<男子>は、父親や烏帽子親と呼ばれる人に烏帽子をかぶせてもらい、彼らから一字をもらって改名したそうです。
いわゆる、容(かたち)と名を変えて「大人としての自覚」を持たせてました。
そして<女子>には、13歳ごろから初潮をむかえるなど、生理的に大人の条件を備えてくるから「大人の証」として、裳着(もぎ)・結髪などが許可されたんですよ。
いまは、振袖着て、スーツや紋付き袴を身に着けて、区市町村のセレモニーに参加して、夜はお酒をちょっと楽しむ。
どんちゃん騒ぎをしている様子もTVで見受けられますが笑。
せっかくなんで、ひとりでいるときに考えてみてください。
成人を過ぎた人も、これから成人を迎える人たちもね。
わたしは、毎年思い出すようにしています。
初めて着付の仕事をさせていただいたときのこと、そのときもらった嬉しかった言葉。
そして、初めて美容師さんにキレイに着付をしてもらったときのことを。
むかしから、儀式には必ず「意味」が込められています。
深く古くさく考える必要はないけれど、何かしら自分で「理由」「こじつけ」なんかをつくってみてください。
あと、なぜ『成人式』がこの年明けの時期なのか。
すると次の日、パンプス履く気持ちが変わったり、ネクタイを締めるときに気合いが入ります。
できれば、お気に入りの時計なんかを大切に、たいせつにしてください。
ボールペンを新調したり、習い事をはじめるのにもいいきっかけになるかもしれませんね。
何かひとつ自分の中で「大人になった!」を決める日なんですよ。プレゼント。