goo blog サービス終了のお知らせ 

Dandelion~美容師の生活~

ヒトのために地球のために自分ができること

価値。

2016-09-21 22:41:22 | 美容師のわたし

会社の同僚がこんなことを言っていた。

「仕方ないから行ってるけど…高いよね…」

これ、主語は〈美容室〉です。

まだ若い彼女ですが、比較的に白髪が多いタイプで定期的に白髪染めに美容室に通っています。
長さもボブだし少しクセもあるしで、そのケアもたまにされています。

けど、この言葉ってちょっとかなしいなって思いました。

〈白髪を染めないといけないから〉→「仕方ない」
〈サービス・技術料だから〉→「高い」

これらは決して【イコール】になるものではないと思います。
そして、その人のお財布事情も関係ないものだと思っています。

だって人ってさ、自分に本当に必要でそのものが価値あるものであれば、おカネを出すことに惜しまないと思うからです。

それに、やっぱり美容室は心地よくて癒されて、キレイになってワクワクするとこでしょ!?
そうあってほしい!

…まあね、わたしもそんな思いさせられたのは、数人しか会ったことないですけどね。
けど、その人達にやってもらったときは、金額として高いモノであっても〈高い〉と感じたことはありませんでしたから。


むかしはたらいていた店は、美容室の中でも客単価が高いところでした。
そのせいもあって先生は、口酸っぱくわたしたちに伝えてました。

「金額に見合う技術を提供するのはもちろんだけど、お客様がその金額を払って、それそうの価値あるモノとして提供されているとお客様が実感できるサービスをしないといけない」

ま、いま実際仕事してるわけじゃないからそこんとこは多く語りませんがね。

ただ、おカネを使う側としては、とてもシビヤにみてるかもしれません。

どんなにケアをすることが大切だと知っていても、ちゃんとそのことを大切にしていると感じとれる美容師さんじゃなきゃ店でトリートメントもしませんから。


えーえー、そのせいで只今、毛先10cm切りたいだけでも、どこにおカネを落とそうか迷ってます。ある意味自業自得のストレスを抱えてます。…前髪は仕方なく自分で適当に切っときました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。