dandan通信Ⅲ

夫婦と双子、ミニチュアシュナウザーの女の子、4人+1匹の生活記録です。

懐かしのヤギに会いに…

2019年06月10日 | 日記
祖母が亡くなって、秋には三回忌。
 
お世話になった施設に、父がボランティアでマンドリンを弾きに行く事に。私達も応援に。
 
この施設には広〜い敷地にヤギもいて、いつも施設に祖母に会いに行く時は、野原で駆け回り、池を覗き込み、ヤギを見て…楽しんで遊びに行ってました。だから私の祖母の呼び名は メェのバァバ。
 
 
 
 
 
あの時は近づく事も出来なかった3人。
葉っぱを摘んで、ヤギさんにあげられるようになりました。
 
施設の2年間の変化も感じました。
 
ボランティアで成り立つカフェ。
以前もありましたが、手芸や手作りアクセサリー、アロマ、子育てなどのイベントも更に増え、幅広い年齢層の方々の交流の場になっているようでした。
 
一方で、外国人スタッフの姿も増え、チラッと見た様子から、それは本当に本当に、簡単なことではないと感じました。
 
父の演奏会は…
今まではよく知ったスタッフの方が、運営自体に協力してくださり、盛り上げてくださり、大合唱になった事もあったのですが、今回は、依頼して下さった方は別のお仕事があり、現場には顔見知りの方がいらっしゃらず…
完全に両親に任された状況でした。
 
曲目はいつも昭和の昔の、80代90代の方が懐かしいと思う曲。若い方、外国の方は聞いたことないかも…しかも、まだこういうイベントに不慣れなのか、手拍子や声掛け、声出しなどの協力も特になく…
 
両親は歌ってくれる方が少なく、盛り上がらなかったとガッカリしてました。このような場所では、ただ演奏があるだけでは不十分で、演奏といらっしゃる方々を繋ぐ人が必要と思いました。歌詞カードが見えなくても大きな声でリードしたり、肩を叩いてリズムを取ったり、耳元で大きな声で共感したり…そんな事が、場を盛り上げるのかなぁなんて。
 
私は車椅子の方々の間にしゃがみ、一緒に歌詞カードを見ながら、知らない曲も何となく、サビしか知らない曲もテキトーに、下手な歌を歌ってみました。
 
分かったこと。
 
知らない人でも、一緒に音楽聴きながら顔を見合わせるだけでも喜ばれる!
 
間違えてもご愛嬌。返って笑いも会話も生まれ、その方も声を出してくださった。
 
下を向いて、寝てるのか起きてるのか…みたいな方だって、終わる頃には顔が上がっていたし。
 
言葉が通じないかも…って方も、体がリズムに合わせて動いたり。
 
お元気な方は、もちろん大きな声で歌ってくださった方も!
 
大合唱で盛り上がる事はなくても、小さな感情の動きがたくさん見られて、今回もまた、この父の活動は続けていけたらなぁと思いました。そして、やる方にも達成感や満足感が必要で…その為にも、間に立つ人が絶対に必要だと思いました。
 
子供達はどう感じたか、ただイトコ同士遊んで、懐かしい場所で遊んで、いつものアイスクリーム🍨食べて、いつもの父のマンドリンを聞いて…それだけかもしれないけど、こんな場があり、こんなイベントもある事を、見た事があるだけでもいいかな。
 
因みに子供達は恥ずかしがって、挨拶なし、手拍子もなし!本当にただいるだけでしたが…
 
おばあさん達が子供達を見る目!!それそれは、心底嬉しそうなお顔で、可愛いねーーー😍と言ってくださり…子供はただ生きてるだけで、年配の方々の喜びになるのだなぁと改めて実感。それはただ可愛いだけでなく、ご自分の人生の様々な事が重なるのかなぁなんて、思いました。
 
いい一日になりました。
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