隔月の第三日曜日に設定してもらった、亀楽でのソロライブ、3回目にして日程変更。実は第三日曜は岐阜フェスと重なっていて、前回8月の時に、変更してもいいよ、と言われて、「それでは10/30に」とお願いし、いったんはOKとなったものの、実は店主丸さん自身のライブが入っていることを失念されていたのだった。丸さんは、PPMカバーバンドでベースを担当されているので、店主不在でライブをすることはできない。
で、第四日曜の23日となったのだが、この日、よしだよしこさんがチャクラでライブされるのを楽しみにしていたんだけどなあ・・・、涙を飲んで諦めた。
前2回は来てくれなかった相方も、今回は荷物持ちしたるわ、と言ってくれたので、お客さまひとりゲット。ライブやイベントがどんどん開催されるようになり、身体がふたつかみっつ欲しいな、と真剣に思う日もある。お客さまも、どこに行こうかと悩んで、私のソロに来てくださるのだと思うとちょっと怖い気がする。
前日、京都のオートハープのレジェンド、クリさんから、欲しいコードはないか、あれば用意するよ、と連絡をいただき、「欲しいコードというより、Eのkeyでやりたい曲があるのですが、できないのです。」と返事した。クリさんが思ってはったバーの並びと違っていたようで、それなら交換してあげよう、少し早めに来れば大丈夫、といわれ、早めに会場入りした。
Oscarのものは、バーを取り外して好きな並びに入れ替えることができるので、以下バー交換ショー
まずはカバーを外す
ほほお~、こんな風になっているのか、初めて見た。
そしてこうやってバーは取り換えることができるらしい。
はい、これでEの曲も弾けるよ。
カバーを元に戻す。
それがこのボタンがなかなかすんなり入らんのよね。
うんうん、ええ感じ。
という訳でバー交換ショーは無事終了した。クリさんありがとうございました。
これは同じくOscerのカバー、マサキさんの楽器。つや消しだ。
客席もほぼ揃ったので、
丸さんのご挨拶からライブはスタートした。
始まる前に、クリさんが「もし秋の海へをやるなら、オートハープ弾かせて」と言ってくださっていた。「もちろん!よろしくお願いします。1曲目です。」と言ったら、え?初っ端から?ウソやろ?と言われたのだが、季節の歌は各セットの最初に歌うことにしている。で、
こんな感じでオートハープで間奏とコーラスも付けてもらった。
嬉しかったけど私の緊張っぷりったら。
その後、ひとりでMiner's Prayerを歌い、
オートハープに持ち替えて、Little Cabin Home On The Hill , Winding Streamを歌った。保護者席でクリさんが見てはると思うとめちゃ緊張する。
ビル・モンローとレスターフラットの曲はオートハープにもよく合うと思う。カーターファミリーはもちろんのこと。
ギターに戻って、加藤登紀子さんの、時には昔の話を。
ここで、岡町シスターズのあね、ナオコさんに出てきてもらう。
いつもシスターズでやっている曲の中で、私がメインで歌っている曲を含めて全部で6曲お手伝いいただいた。1stは、I Can't Get Over You , Hard Times Come Again No More、これは本来私がテナーを付けてナオコさんがリードパートを歌うのだが、完璧に逆にやってしまった。でも、できるんやん。
1st最後は、君へ。ありがとう。
休憩時間に、この日のお茶菓子、皆さんのお持たせのアルコール類、おつまみ類が座卓に広がった。
豆大福
日本酒とワインを撮影するテルさんを撮る私。
なんか岡町ジャム会みたいね、と話しながら、皆さんは好きな飲み物をチョイス。ふだんはオートハープ持参なので車で来られるクリさんも日本酒を楽しんでおられた。でも私は歌い終わるまで我慢ガマン。
2ndは、季節の歌として唱歌の里の秋から。すぐ、またナオコさんに入ってもらい、
ずっと演奏してきたTennessee Me , 大好きなケイト・ウルフのAcross The Great Divideを歌い、本当はBury Me Under The Weeping Willowを予定していたのだが、急遽こちらが歌いたくなって、Cannon Ball Bluesにチェンジ。どちらもカーターファミリーだからいいかな?
新曲は、ささきゆきさん作詞の カッコいいおばあちゃん。こんなおばあちゃんになれたらいいな、無理やけど、という思いを込めて。
オートハープに持ち替え、Gold Watch & Chainを歌ったところまでは良かったが、その次用意していたIn Tall Buildingsがどうしても弾けない。頭が真っ白になって、何度も何度も後ろを向いて練習したのだが、出てこなかった。客席の皆さんにはほんとに申し訳なかったけど、だいぶ時間を使ってしまった。結局、Green Rolling Hillsに変更してこの場は終了。ボタンの位置が変わったことで、カンが狂う、というのか、オートハープ弾きあるあるだよ、と言ってもらったけど、やはり悔しいなあ。Eで弾くのは問題なかったし、他のキーでも弾けたのに・・・。
そして最後に、West Virginia, My Homeを、またナオコさんに出てきてもらって歌う。
アンコールはニコレット・ラーソンで覚えたLast In Love,これもずいぶん長いこと歌っている、大好きなうただ。3回目のソロ、ワチャワチャの中終了した。
この後はオープンステージ、テルさんの歌にまんさんと相方がサポート。M子さんは撮影隊。
丸さんのベースと
前日、「自分の出るライブが終わって間に合いそうやったら行きます。」と言ってホントに来てくれた極ちゃんがバンジョーで加わる。
客席からカメラを構えるO川さん
スタンバイするM子さん
M子さん
All The Good Times Are Past And Goneにはクリさんのコーラスも入った。
M部さんのチーズができたようだ。
ここへは初めて来たO崎さんも、このチーズに覚えがあるという。色々話をすり合わせると、野反湖フェスで、M部さんをそうとは知らず、彼のチーズをごちそうになっていたようだ。お二人は、北摂話でも盛り上がっていた。
この後、京都でジャム会?を開催されている、R子さんが107ソングブックの中から歌われ、
極ちゃんもギターを弾いて歌い、
この辺りで私は、雑貨店の営業で階下にいたので、ちょっと中座した。どうもその間にクリさんが演奏されたような・・・。戻ってきたらナオコさん、渾身の1曲だった。
O崎さんも雑貨店のブローチを買ってくださった。
ブレてるけど青の色がこのワンピースと良く似合うと思う。
終了後、ちょっと行こか、と駅前のお店へ。マサキさんもご一緒に行けて良かった。
次回はきっとリベンジしよう。来年2月19日。そして、今度はもう少し落ち着いて演奏できるように気持ちを調えよう。