ひな菊の丘から

静岡観光1日目

静岡で、私たちと同じ男女デュオをやっておられる、Mari's LamentのS野さんから、ジャム会のお誘いがあったのは今年の2月のことだった。そしてジャム会の前の日に静岡市のお店でライブしませんか、というなんとも魅力的なお誘いだった。会場のお店のマスターとはなぜだか早くからSNSで繋がっていたが、もちろんお店に行ったことはなかった。そのお店訪問も楽しみにしていた。途中、一度岐阜のフェスでお会いしたのだが、何か打ち合わせをするとかいうような余裕もなく、私たちは日帰りしてしまったし。

さて、いよいよ当日。前夜、いつものように酔っ払って歩いた岡町からの帰り、「明日は洗濯だけはして行こう。」と心に決め、何とかそれは実行する。それ以外はとっ散らかった家のまま、荷物と楽器を担いで出発。朝ご飯は車中にて。


『こだま』での移動は、福岡行きで数回、東京行きでも何度か体験しているが、今回は静岡までなので何とか車中の読書で紛らわせた。ぐっすり眠れる体制でもなかったので(通路を挟んでしか席が取れなかったプラス、グリーン車ってフットレストがあってギターが置きにくい。)寝ないで2時間半、駅の改札でまりさんが待っていてくれた。



観光にお付き合いしますよ、という言葉に完璧に甘えて、全てお任せでS野さんの車に乗り込む。まずは日本平へ。



夢テラスと言うのは、数年前にできた、隈研吾デザインの展望台らしい。



向こうはTV塔



この辺りからカメラを取り出した。こっちに富士山が見えるらしい。



けど見えない、全然見えない。実は、下の写真右上の雲のすき間の黒い部分は富士山のてっぺんだった。



こうやったらわかるかな。それにしても、地元でもこの季節、きれいに見える日は少ない、とのことだったので、仕方ないか。


回廊のようになっているが、ほぼ一方通行で、降りるのは上がってきた階段とは別のルートになっている。混雑緩和、なのだろうが、この日は全然大丈夫だった。 



静岡駅前の市街地


ロープウェイに乗って、久能山東照宮に行くというプランは、1時間以上待ち、という情報で残念ながら諦めた。観光バスがたくさん停まっていた。


ロープウェイだと5分だけど、下から歩くと階段をずっと上がって20分だという話。


吟望堂?


童謡『赤い靴』のモデルの女の子は清水市で生まれた実在の人物らしい。てっきり横浜の歌だと思っていた。


この木組み、いかにも隈研吾


さて、日本平を後にして、次は三保の松原へ。



神の道、って写真は撮らなかったけど、神ならぬ車いすのおばあさんとか、外国人ツーリストとか、普通のおっちゃんとかが歩いている道だった。松原に到着し、案内板を読む。


案内板を撮る。


羽衣の松越しの太陽


砂浜、ではなく丸い砂利浜



こっち方面に富士山が見えるはず、ってことだったが、やはり全く見えない。


でも、水辺の景色は気持ちいい。



観光客数人



J-Soulではなく、三代目羽衣の松



とはこんなの。


このお店から富士山が見えるらしいが、どこから見るんだろう?


ゆるキャラ?シズラ



この後ランチへ。



桜海老のかき揚げ蕎麦、別立てのかき揚げはアッツアツ、サックサク


相方はこそーっと静岡おでんも取ってきた。


台湾産と駿河湾産で300円近く違うのだ。そりゃ味も違うだろう。美味しかったわ、駿河湾産。


こんなお店。


食後はちょっとドライブ、東照宮を下から仰ぎ見て(見えへんけど)そこまで至る石段を眺めてからお茶しに行く。
海岸線を走る道のそばにある、おしゃれなカフェ





予約してくださってたので、待つこともなくすんなり2階へ。


女子率高い店だった。そりゃ、こんなのだもの。


ホットガトーショコラとカフェラテのネコちゃんとS野さん


お茶しながら、相方が「すぐ近所に登呂遺跡があるんですね。」とつぶやいた。「え?登呂遺跡、とか、見たいですか?」とS野さん、「ほら、やっぱり!」とまりさん。私たち完璧な観光客なので、有名な場所へはいっぺんは行ってみたいんですよ、という訳ですぐ近所の登呂遺跡へ向かうことになった。


日本の原風景みたいな稲刈り後の景色



復元された住居群





古代米かな、色が赤い。



中は意外と広い、何人くらいで住んでいたのだろう。




これはホンモノ、でも別の棟は屋根もコンクリート葺きだった。




火起こし体験ができるらしい。


遺跡を楽しんだ後、本当は博物館にも美術館にも入りたかったが、


そんな時間的余裕はないので、芹沢銈介の家へ。



芹沢銈介、民芸の第一人者、彼の作品も見たかったな。
そろそろチェックインの時間になったので、ホテルまでおくってもらった。



広い部屋、ミニキッチン付き。だが、下で待ってもらってるので大急ぎで準備して、いざライブ会場へ。


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