入りがとっても早かった貴ちゃんのリハが始まった。大荷物をいったん自宅に置きにいったので、私が店に戻ってきたときには店内のレイアウトもきれいに戻っていて、彼女はマイクの前に立っていた。
上から下までフリマで揃えた衣装。実はブローチもデイジーヒル雑貨店でこの日お買い上げいただいたもの。このレースでピアス作ろうっと。
さて、そろそろお客さまも集まって来られる。
早速卵サンドをほおばるひさこちゃん
始まった。今回は、新幹線での来阪、しかも終わったら即帰る、という強行軍なので、ギターとオートハープのみ。
1stは、やぎたこ時代のレパだったかな。Hobo's Lullabyから始まって、miner's Prayer
大阪駅から阪急に乗り換えるまでに、かなり迷ったらしい。梅田は大阪人でもなかなかハイレベルな場所だから(しょっちゅうレイアウトが変わるし、いつも工事してる。)仕方ないよ。
ちょっと遅れてしまった人が到着。
オートハープに持ち替えて、Will You Miss Me When I'm Gone
Keep on the Sunny Side、あれ?2番飛ばしてない?
この夏から秋にかけ、着ていた衣装がユニクロのノースリーブで、いつもはもっと露出が多いのに、このトップスだと妙に恥ずかしいのはなぜだろう、と言いつつ、次はBeautiful Dreamer、そしてGentle Annie
林亭の、『名古屋まで12キロ』、茨木のり子さんの詩で『私が一番きれいだったとき』、渡さんの『ブラザー軒』と続き、Hard Times Come Again No Moreでこのセットは終了。
休憩時間にペアルックみたいな人たちを激写。おふたりともユニクロだそうだ。
この日のお客さまは、たいていCDを持っておられると思うので、と荷物を少なくするためほとんど持ってこなかったらしい。
そして2nd、前回のライブでは言ってなかったかも、だけど、彼女は今ソロCDを製作中である。録音はもう夏に終わっていて、今はミックスダウン、と言うのか、編集の最中だそうだ。その収録予定曲が二部では披露された。
『いちばんの歌』『爪先立ちしていた頃』この曲は、ファンの丸さんがずいぶん昔の動画を見つけてきて私に送ってくれた。オートハープで、『上の方から見下ろせば』『記憶』と続いた。彼女のソロ曲は、何度か聴く機会があったけど、どれも秀逸、とても覚えやすくて二度目には口ずさむこともできそうだ。
やぎたこのレコーディングをお願いしたところでソロアルバムも録音したのだそうだが、いい意味で古い職人さん気質の方で、なかなか大変なことも多かったそうだ。この部分だけちょっと変えたいんですけど、と言うと、じゃ、頭からね、とやり直しになるらしい。楽器を山ほど積んだ車で出かけ、マンドリンやドブロの音も入れて見たそうだ。フィドルだけはあきらめたのだとか。リコーダーとオカリナの音を繋げて録ったところは早く聴いてみたいな。
エミルウの曲に日本語を付けたものは、版権の関係でNGだったので、諦めてメロディを作り、オリジナルにした、という『旅路』(初めからオリジナルにすればよかったんですよね、って言うてた。それができればねえ・・・)『ふたり』、とギターで演奏し、
オートハープに戻って、今回入れられなかった曲、『おかえり』を。最後は絵本作家のヨシタケシンスケさんの『おしっこちょっぴりもれたろう』にインスパイアされたという『失敗いっぱいもう一回』と言う曲で終了した。アンコールは、Wild Flowers。実は、リハの時、セットリストを作っていた彼女に、今日のお客さまで、Mさんはカーターファミリー歌ったら喜ぶな、丸さんはLittle Annieが好きやから、Gentle Annieがええんちゃう?K林さんは・・・、あれやな。って私たちも一緒に決めた曲たちがちゃんと入っているという素晴らしさ。アンコールはあなたのためのうたですよ、マサキさん。
翌日は休めない仕事なので、新幹線の最終に間に合わないとたいへん、ということでさっさと帰る準備をした彼女を駅まで送っていく私たち。逆方向に乗るY川さんを見送って、
まだ電車の時間が5分くらいあるので、記念撮影。
それにしてもふたりとも大荷物や。まさこさんはフリマの荷物、貴ちゃんはフリマでゲットしたたくさんの衣装。
3人でも撮っておきますか。
私も撮ってもらおう。
京都まで帰る丸さんに、途中までギターは持ってもらってね。
お疲れさまでした、この日も楽しいライブだった。と言いつつ2週間後にはまたご一緒するのだけれど。