本日のロック

酸性雨ってまだ降ってるの?って聞かれたんだ。

選挙とロック

2005-08-29 16:46:17 | Weblog

いや、だからー。選挙が終るまでは時間がないんですよ。ホントですってば。東京にもほとんどいないんだから。分かってくださいよー。F票?全然関係ないですって。学会員じゃないですから。俺の宗教はロックンロールだけですって。いつも言ってるじゃないですか。勘弁してくださいよー。あのー、あ!ちょっとちょっと!

というような電話対応が増えております。色々とご迷惑をおかけしてスミマセン。選挙が終ったら飲みに行きましょう。


つーかね。いまさらですが選挙ってオモシロいなーと思うんです。利益誘導型の政治家が減ったせいで最近の選挙は盛り上がりに欠けると言われがちですが、それでも地方のドブ板現場はすごいです。ナベツネが番記者をしていたことで有名な大野伴睦の、「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」という名言通り。地元ぐるみ&命懸けの就職活動ですから気合いも入りますわな。地方の選挙戦を覘く機会があったのですが、特定の支持政党などない俺ですらその熱気にあてられてしまいました。まあ、戦争の代替行為ですからね。

最近、傾向が分かってきたんですけど、「大のオトナが揃って本気」ってのが俺のツボっぽいです。良かれ悪しかれ、本気で突き抜けちゃってるオトナに興味があるんです。でも、いまの日本にはオトナが本気になれるものってかなり少なくて。選挙(政治)はその少ないなかのひとつだと思うんですね。(飲み屋とタクシーでは「政治」と「野球」と「宗教」の話はタブーみたいなことはよく言われますが、オッサンが本気になれるのってそれくらいなんですよね、あとはセックスくらいかな)個人的には「どんなにキレイごと言っても結果が全て」という、オトナの基本ルールを突き詰めているから選挙はオモシロい。土建屋もヤクザも信者も人権活動家もフリーターも、一票は一票。そして、受かれば先生、落ちればニート。もちろん、オトナの嫌な部分を煮詰めたもの=選挙と考える人も多いと思います。な、芋よ。そして、そこから逃避行を図る歌。



花も恥じらうジュリエット
村(ソン)でも1・2のミドリちゃん
親と親とは敵どうし
選挙のたびになぐりあい
人の恋路は曲り道
そそぐ油でまた燃える

(中略)

愛は優しくはかないもので
はかなきゃ夜空が身に沁みる
かえすがえすも残念なのは
残り時間のやるせなさ
イマジネーションふくらまし
ハッピーエンドにしておくれ
ハッピーエンドにしてください
ハッピーエンドにしておくれ
ハッピーエンドに

「SUPER FOLK SONG」 矢野顕子



政界再編もすぐだろうしもう少し楽しめそうですな。とか言ってる俺は、もうすでになんかを無くしてしまったんでしょうね。

にしても、松山千春。ミュージシャンが政治に対して何を出来るのかって考えたときに真っ先に顔(というかハゲ)が浮かぶんだからある意味すごい。で、次点は喜納昌吉。うーん、でもいいのかなー。このふたりじゃ
物足りないですよね、正直。
ソウルフラワーユニオン
の中川敬が「なんでミュージシャンが言葉をしゃべったらアカンの?」というようなことを言ってて、それはもうその通りだと思うんです。CCCDや輸入盤規制についても、自分の作品に影響が出たときだけでなく、やはり選挙のときに口を開いていかないと。うんうん。

あと、小室哲哉は間違いなく刺客として出てくると思ってたんですけどね。小泉の大好きな、そして現在は
globeのメンバーであるところのYOSHIKI
を通じて打診はなかったのでしょうか。ていうか、小室はいつか出馬すると思いますよ。覚えといてくださいね。


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