欧米のロックは アンチ・クライスト 的な要素が多い。
ジミー・ペイジ や アリス・クーパー などが アレイスター・クロウリー を崇拝し、影響を受けている事からもその事が分かる。
マリリン・マンソンはキリスト教の偽善に気がついて、アンチ・クライスト的な音楽を創っている。
ジョニーロットンは、クリスマスにアンチ・クライストの演奏をわざわざしたりしている。
カート・コバーンは、壁に「 キリストを堕ろせ! 」なんて落書きをしてたという。
日本人には良く分かりづらいと思うが、欧米では キリスト教の 影響が現在でもとても根深く残っている。
イタリア・フランス・イギリス 等 多くの欧米人は バイブル を座右の書としていつも読み、アメリカの国会では政治家達はバイブルにテスタメントをする。
だが、多くの若者はキリスト教の偽善に気が付いて、そういった風潮に反抗する。
だが、キリスト教に反抗するという事は、全白人の主流に反抗するという事となってしまう。
そうして 変態ロッカー みたいになる。
親達は子供にそういうものを見せたくないので( 白人の主流から外れてほしくないので)、サタニズム と批判する。
私はそういった社会構造に気が付かなかった。
私が知っていて好きな 欧米人 は殆ど アンチクライスト であったという事に気が付いた。
若い頃は 知識として知っていても、 実感がわかない。
それは自分自身にそういう要素があったのだろう・・・