最期の祭り!

 もう、未来無いんでヤケクソ。 最期の祭り的なノリで行きます!

 マイケル・ジャクソンの思い出

2011-12-31 01:41:48 | 音楽論


 マイケルが大ブレイクしたのは、俺が中高の頃だった。

 友人達がマイケルのスリラー だとかバッド だとか ウィアーザワールドだとか大騒ぎしていた。

 俺は、そういったのを冷めた目で見ていた。

 俺の印象では、マイケルってのは余りにも俗受け狙いしているのが見え見えだった。


 俺が好きだったのは本物しか理解できないマイナー音楽だった。

 俺は子供の頃から、自分の愛好している音楽はいつもマイナーで、チャートの上に行くのはどうしようもない俗受けするものばかりだと感じていた。

 又、自分がなりたい、やりたい事や憧れの文芸人はいつも、世間の価値基準では 悪く思われている人ばかりだった・・・


 だから、俺は子供心にも世間の矛盾を感じ取り、自分が何かをやっても、世間ではマイナーで悪く思われるだろうな、と予感していた。


 
 俺が、マイケルに興味を持ったのはずっと後で、音楽よりむしろ大規模世界公演やダンスやヴィデオ・クリップの方だった。  

 音楽より映像・視覚の方だった。


 1996年12月(?)あたりの東京ドーム ヒストリー公演は 2回行った。

 4回ある内の2回目と最後を見に行った。

 あの人、公演ではいつも始まるのが1時間半だとか2時間近く遅れてばかりいた。


 マイケルの子供の頃の映像を流して泣くという恒例のシーンでは お客さんは「 止めてくれ・・・ 」と言ったり、欧米人カップルはクスクスと皮肉な笑いしていた。

 マイケルが「 アイ・ラヴ・ユー! 」というと、あるお客は「 何が、アイ・ラヴ・ユー だよ! 」なんて言っていた。


 最後の公演では2時間近く遅れて始まる時、俺は例の「 ウォーーーー! 」ていう叫び声を挙げたら、会場中の人が俺の方を驚いて見た。


 だが、俺のお陰で最後は大変な盛り上がりだった。 2回目は盛り上がりに欠けていた。


 こういう事書くと、俺って馬鹿な事ばっかりやってきたような気がする。




 



最新の画像もっと見る