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借金地獄からの生還を目指して!

借金まみれの亭主を再生すべく、ブログを立ち上げることにしました。

職場での陰湿ないじめの実態!

2007-06-22 23:28:36 | 子育てママの就活!
かくして、派遣会社1社からのオファーを頂き、派遣先との顔合せも済ませ、ワーキングマザーデビューを果たした私。
家から2駅目にある医療機器販売会社で営業事務のお仕事を得る。時給1300円。9時~17時勤務。残業はほとんどなし。交通費は支給されないので、チャリで通うことに。通勤時間は約20分。なかなかの好条件だ。

しかーし、結果的にはこの会社には3ヶ月しか通えなかった…。最後は、精神的疲労から体が動かなくなってしまい、会社に電話すらできず、代わりに旦那に電話してもらった。
いじめ…だ。人生で初めて体験したいじめ。まさか、職場で遭うなんて…。

派遣先のメンバーは、営業マンが12人、正社員の女性社員1名(当時29歳)、派遣社員の女性1名(当時31歳)。最初は、皆優しく接してくれて、とてもいい雰囲気だった。が、保育園に入園したばかりの娘が、慣れない保育園生活や母親へ十分甘える事ができない状況等、環境に適応できないストレスのせいか、度々発熱するようになる。病児保育に預けるために遅刻、早退が増え、頼みの綱の病時保育がいっぱいの時は休んでしまったり、とメンバーに迷惑をかけてしまう事が増えてきた。
営業マンは変わらず励ましてくれたり、優しく接してくれる人が大多数だったが、女子は違った。私が欠ける事で痛手を被るのは彼女達だからだ。正社員の方は、パラサイトシングル。派遣社員の方は、結婚はしているが子なしのDINKS派。子どもを抱えながら働く私の気持ちなど、全く理解できない様子だった。

私は当時、エクセルもうまく使いこなせない派遣社員だった。アクセスなぞ、見たこともなかった。派遣先は中小企業だった事もあり、売上管理や帳票管理など、すべてのシステムが女子社員の手作業で作り上げられており、エクセルやアクセスをシステム的にもよく把握していなければ使いこなせない状況にあった。
不慣れな私が誤った処理をして、システムがおかしくなったり、おかしな数値を出す度に、女子2人は私の見える位置で、わざとコソコソと文句を言っていた。こちらが謝って、ミスを繰り返さない為の改善策を相談しようとしても、「もうこの仕事はいいから、違う事をやっといてください」と取り合わない。彼女らは、パソコン学校で高度な技術を学んだようで、VBAまでいじれるぐらいの腕を持っていた。それだけに、ズブの素人の私は「無能な人」扱い。仕事で必要な使い方だけ簡単に教えて、あとは自分で調べろと言わんばかりの態度だった。私も入門書を買ったりして必死だったが、いかんせん、彼女らとの技術的なギャップが大きすぎた。

彼女らも、自分達とは異質な年上女性の扱いに戸惑っていたのかもしれない。にしても、食事の時ぐらい、私を会話の中に入れてくれてもいいんじゃない?そう、彼女らは、仕事以外は一切口をきいてくれなかったのだ。食事も私を含めて3人で会議室で食べるのだが、私はまるで透明人間のような扱い。今思えば、別に無理して3人で食べる事もなかったなぁ、と。その時の私は、まじめに彼女達のいじめを受け止めてしまっていたのだ。

あまりに居心地が悪いので、派遣元の担当者にその事を訴えると、開口一番「またですか…」。正社員は、同じ手法で2人ほど、派遣社員を退職に追い込んでいたのだ。しかも、今のもう1人の派遣社員もいじめていた事があったそう。へ?じゃあ、いじめの対象を見つけて二人仲良しさんになったって事?女子高生じゃあるまいし。お前らいくつなんだよ!と叫びたくなったわさ。派遣元の担当さんもお手上げとの事で、私はとにかく我慢するしかない状況にあるらしい。目の前が真っ暗になった。

それから1ヶ月後、体が出社拒否した。もう無理だ。心療内科にも通った。派遣元の担当者に辞意を表明。あっさり受け入れてもらった。派遣元も派遣先の責任者も悪い事をした、と思っているらしかった。仕事もやりかけのやつがあったし、私物も置きっぱなしだったが、私物はご丁寧に総務担当者が箱に入れて自宅へ送り返してくれた。その手紙にも「あなたが悪いわけではない」といった事が書かれていたっけ。

いや~いい経験させてもらいましたよ。精神的なリハビリを経て、これではいかんとVBAを理解できるまでエクセルも勉強したし。彼女達がいなければ、いつまでも「無能な人」だったもの…。