吉田カバン・修理

　「岳」がまた調子が悪い、昨日からまた食事を取らなく成った、元気も無く怠そうにしてます、明日はまた病院に行きます。

　当店でも非常に人気の有った吉田カバンの「サンク」（今は廃番状態ですが）、帆布と革のコンビで使う程に風合いがまして来るカバンです。
　当店の仲の良い顧客さんが長年使用して来た「サンク」、底面の角が擦れて大分痛んできました、吉田カバンに修理をお願いしましたが、四隅の部分なので全面交換（作り直しに成る）ので、作るのと同じと言われ費用の点で修理不可に成りました。・・・・生地を交換ならば当然の判断ですが。


　この様な状態なので修理が生地の交換では四隅なので、五面の生地の交換に成ってしまう、補強が必要です。


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　自分の希望は四隅に補強として何かを当てて、使用が出来る状態を考えておりました、その様な修理は出来ない様です。

　仲のよい「顧客」さんなので、お伝えして自分で補強を入れて再使用が可能に成る様にする事で、自分で修理にチャレンジ！


　補強に革を使い底面は二重にして厚みを取ります、接着だけでも良いのですが、見た目と剥離が起きない様に糸で縫いました、中側の裏生地が有るので苦労しました。
　手で縫い付けなので目が揃って無いのが愛嬌かな？でもこれが結構大変でした、専門ならばミシンなどの機械が有るのですが、角なので難しいのかも。
　


　



.店番をしながらの作業なので、時間がかかってしまいました、Tさんお待たせいたしました、また使用が可能に成りました。
　方法と素材を考え、手順を考え、時間はかかりましたが楽しかった。勉強になりました。