迷ったら叡智に聞け

　帰ってきました。

　湯治の報告は、写真付きで後ほどアップするとして。

　帰ってきてすぐに忘年会に行ってきました。（笑）

　忘年会は職場を去っていった人たちと、職場の気の合う人たちで行いました。

　で、今日は重大な目的が。

　実は、忘年会にくるメンバーの中で、職場を辞め栄転（良い転職）をした人が、１５年前にスキルス胃ガンを手術しているのです。

　スキルス胃ガンというと、藤田社長やyue少納言さんもかかった病。

　悪性度も高く、完治するのが難しい病気です。

　でも、その人は、１５年経って、元気に生きて毎日を楽しんでいるのです。

　その秘訣を聞こうと思って、楽しみにしていました。

　今まで、その人に相談できなかったのは、職場に内緒にしている為、最小限の人にしか話せなかったからです。でも、今日話そうと決意しました。

　結局飲み会では、皆がいるので、詳しくは聞けなかったのですが、最初に二人きりになったときに話したら、後でお茶に誘ってくれました。

　その人は、胃潰瘍を若いときから繰り返して、胃カメラをずっと飲んでいたそうです。３０歳になり、友人から「何度も胃潰瘍を繰り返すんだったら、一応大きい病院で調べてもらった方がいいよ。」と言われ、ずっと街医者で胃カメラを飲んでいたものの、受診を決意したそうです。

　そして、胃カメラを飲んでいても、「細胞診」をしていないことに気づき、医者が要らないと言ったにもかかわらず、無理矢理してもらったそうです。

　すると、「胃潰瘍痕から、ガン細胞発見。しかもスキルス。」

　という診断が下されたそうです。

　胃の中部にあった為、３分の２を切除。幸い粘膜のみの浸潤で、ごく早期だったそうです。

　その後は、毎日を後悔ないように生きてきただけで、特に何もしなかったそうです。

　今も、検診だけは受けているとか。

　そして、卵巣がんで化学療法を受けて、「追加３クール」を受けるかどうか、悩んでいる旨話したところ。

　何と、そのだんなさんが「抗ガン剤担当の医薬品メーカー営業」だということが判明。

　副作用や、その効果について聞いてくれるとのことでした。

　２９日にまた会おうと言われたので、会うことにしました。

　サイモントンでは、「困ったら、答えが出るまで、叡智に聞きなさい。そして、間違いないという確信を得たらそれが解答です。」と言われます。

　湯治の時、ずっと考えていました。「受けるべきか、受けざるべきか。潜在意識よ、教えてくれ」という具合に。

　そうすると、こういう助けがやってくるものですね。

　確かに、相談する人を選ばないと、中傷されることもあるかもしれない。そして変な噂を流されるかも知れない。

　でも、助けてくれる人は確実に存在するのですね。