吉元 大二

吉元 大二の心の庭

クリスマスケーキ

2010-12-25 02:43:38 | 日記
沢山思い出があります。
まだ小さかった頃、白い大きな四角い箱を
開けるときのドキドキ感はまだ覚えています。

最近は殆ど見かけなくなりましたが、昔の
ケーキには殆どと言っていいくらい、ピンク
と何故か黄緑色のバラの花があしらってあり
仁丹みたいな小さな銀色の粒で飾られて
いました。

新婚の頃、奥様指定の銘柄のブッシュ・ド・
ノエルをやっとの思いで get して、少しでも
早く帰ろうと、帰宅ラッシュの丸の内線になん
とか背中から押し込んで乗った時の話です。

間に合った、、。とホッとした瞬間、ブッシュ
・ド・ノエルの箱の両脇が閉まってきたドアに
挟まれ動かなくなってしまいました。

車内アナウンスでは、「お荷物をお引き下さい。
電車が発車できません。」のアナウンスが流れ、
後ろにいたOLの笑いかみ殺す息使いが聞こえ、
それでいっせいに周りの冷たい視線を浴びる事
になりました。

ケーキの箱は、細長い両端が挟まれた格好にな
っているので、箱自体はグシャッとつぶれるま
でにはなっていなかったのですが、衝撃で中の
ケーキがどうなっているか気が気じゃなく下手
に動かすよりドアが開くのを待とうと判断し、
冷たい視線と冷笑の中、じっと開くまで我慢し
ていた事がありました、、。いい思い出です。

それにしても、たまたま細長い方の両端だった
から良かったんですね、、。箱は歪んでいました
が、ケーキは無事でした。



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