ご挨拶 第一労組OB会員皆様へ
第一生命労働組合OB会 会 長 村 上 洋 一
平成30年度の「第一生命労働組合OB会総会」において、永年会長を務められました三浦正純会長の後を継ぐこととなりましたので、一言ご挨拶を申し上げます。
第一生命労働組合OB会も、平成30年度の総会で創立36周年を迎えることができました、本会が永年引き継がれて来られましたのは、ひとえに、先輩諸氏ならびにOB会会員各位の、並々ならぬご努力とご奉仕の賜物であると、謹んで感謝と御礼を申し上げます。振り返って見ますと昭和56年に「第一生命労働組合中央本部役員OB会」として本会が発足し、その後、平成11年に「第一生命労働組合本部役員OB会」と改変、更に平成18年「第一生命労働組合OB会」に改編いたしました。同時にこの時点で内外組合を問わず、「過去に第一生命組合員及び労働組合事務局員」であった人を会員とできる様に会則改定を実施し、第一生命職員の定年退職者であれば誰でもが入会できるようになり、現在に至っています。このような沿革を経て、誰にでも開かれた会として本会の運営を続けております。
さて、日本は世界に類を見ない超高齢化社会を控え、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となる2025年問題で、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上、65歳以上が3500万人という人類が経験したことのない「超・超高齢化社会」を迎えようとしており、国の年金財政の逼迫で政界では、現在の公的年金の65歳支給開始年齢を70歳まで引き伸ばすとの話もちらほら出始めております。そのような中で、今日の生保業界を見てみますと、社会環境が激変し、商品や販売チャネルの多様化、さらに定年後再雇用制度が法制化されたことにより、65歳への定年延長の実施に踏み切る会社も出始めており、各社ともその対応に追われているのが現状です。
第一生命に於いても、現在、定年後の再雇用制度が実施され、定年後も働き続ける制度が実施されています。そのため、定年を迎えても引き続き会社で働き続けており、現在の会員数をどのように増やしてゆけば良いのか本会においても喫緊の課題となっております。現在の社会環境下で、今後本会としてもどのような対応を行なって会の発展を図って行けば良いのか、また、全国組織である本会が、地方会員の方々とどのように向き合って行けば良いのか等について、今後会員各位のご協力を得ながら、新役員一同、諸課題解決に向けて精一杯取り組んで参りたいと考えております。
最後に、誰にでも開かれた会としての本会に、第一生命労働組合員OB各位の一人でも多くの入会を、新役員一同心よりお待ち申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
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