紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

木枠ってこうなってるの。

2010年04月22日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

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Img_7291

こんな普通のアルミサッシュの窓。

額縁(ガクブチ)というか、窓の室内の枠

うちは、木模様の塩ビシートのはった既製品の枠は禁止(今の家づくり、これが大多数)で、無垢の木枠で頑なに頑張っております(笑)

というのも、こういう細部というか、線ででてくる部分というか、決まりになってくる部分の材料の質が悪ければ、空間全体の質がぐっと落ちる様に思うからでありまして、、、、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、この木枠。

前から見れば、上・下・右・左と、それぞれ4方向の木をくっつけてるだけに見えますが、、

昨日のa様家の現場で、丁度大工さんが加工しておりましたので、ご紹介。

《なかなか、こんな工事中の写真見ないと思いますよ~》

Img_7837

これ窓枠の一方(右側)の木。

Img_7838

これが上側の木。

お互い、先端に複雑にナナメの加工してますね。

だけど、これじゃ~さっぱり分からないでしょうから、、

これらをドッキングする様にもっていきますと、

Img_7839 Img_7840

分かりますか。

こんな具合に組み合わされておるわけです。

まあ、組まれて窓枠としてついちゃえば、中がどうなってるか?は全然分からないですけどね(笑)

ちなみに、窓枠の角(縦と横の木の接合部)が、こんな風にナナメになることを、

留め=トメ」って言います。

まっ、覚えていても何の得にもならないと思いますが(笑)

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