紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

大工さんテーブル製作中!

2019年07月29日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

いよいよ夏も本番になってきましたでしょうか。昨日今日ととても暑いですね〜。現場でも暑さに気をつけておりますが(それと現場の皆は暑さに体がなれておりますからね)、特に外にあまりでる機会のない方々はくれぐれもお気をつけくださいませ。

ちょっと前のお話。梅雨真っ只中、現場での仕事が進まない日に、只今新築工事が佳境にはいってきている紀の川市のY様家の家具を大工さんが造っておりました。

こんな板から、切って削って整えて板にしたものを

はい。こちらはカエデの無垢板で丸テーブルを。

足もついて(ちょっと写真がピンぼけ。ごめんなさい)

椅子などの複雑な家具は手間がかかりすぎるので難しいですが、テーブルや机、テレビ台などはうちの大工さんが手づくりすることが出来ます。もちろん弊社の仲間で非常に腕の良い手づくり家具屋さんもございますので、そちらで造ってもらうパターンもありますが、そこは、仕事の難しさやご予算、時期などを勘案して決めています。

また、こちらのローテーブルに使う板は

何か変わった穴が空いていますね。

これは2枚の無垢板を一枚にする(「はぐ」と言います)時の工程で(幅広の一枚板ってなかなかないんです。樹種によってはありますがやっぱりかなり高いですし)

これは先程の板をはいだ時のものではありませんが、3枚の無垢板が並べられているのがわかると思います。そしてそこにボルトの様なものを今まさに入れそうになっているの分かりませんか⁉

はいもっとよるとこんな感じ。

そんなこんなで仕上がって、そしてオイルを塗られて今乾燥中。もう少し寝かしてからお客様のお家へ巣立ってまいります。

弊社の作業場の前を通りかかる方は是非覗いてみてください、家具だけではなく、色々なものを造っておりますので面白いですよ〜

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

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