紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

木製窓と庇の工事

2017年04月28日 | 家づくり。窓の話

 

さていよいよ明日からGW突入!という方も多いのでしょうか。

弊社紀泉台モデルハウスはGW中、29日(土)30日(日)5日(金)6日(土)7日(日)の午前10時30分〜午後17時30分開場しておりますので、是非遊びにお越しください!!(GW以降は開場時間・スタイル等変わりますので、またご報告いたします)

ちなみに弊社本社は、暦通りのお休みをいただきます。よろしくお願いいたします。

さて現場。

和歌山市松ヶ丘のH様家です。

(現場用の雨戸が半分しまってて分かり難いけど…)

H様家は閑静な住宅街。非常に環境は良いけれど、それなりに住宅も隙間なく建っていますし(建て込んではいないけど)、間口が狭い敷地ですから、普通に真四角な家を建てて、駐車場を作ってしまうと、そこに開くことのできる気持ちのよいお庭なんてできませぬ。

だから、建物を凸凹にしてそのコーナーを上手く使う工夫をしています。

だから、このようにリビングの窓の奥には、ちょっとまとまった、そして隣地の空間をねらって光が差し込むスペースが出来ています。

そこに向かって開くのがH様家の「肝」なわけ。

そしてそこには当然フルオープンできる木製窓です。

今までもコーナー窓は何回と作ってきているけど、

やっぱり角の納まりも仕事も難しい。

そして、今回はその上、新しい試みで、この窓の外の上には「庇」がついています。

いつもは「軒」といって、大きな屋根がついているわけだけど、今回は色々な理由があって壁からでる「庇」

こちらもコーナー部分は何やら複雑そうですね。

上から見ると、

一見無造作に納めているようですが、すっきりと見せるように、長年もつように、など様々なことを考え合わせて、全く一からの手作りですよ。

こういうのが現場で大工さんがきちんと納めてくれていると、とっても嬉しいんですね。家づくりのデザインや設計をするものにとっては、かなり嬉しくテンションがあがる所です。

綺麗に仕上がっていきますから、また完成をお楽しみに。

最後に、これを上手く納めているのは、うちの若きエースの坂本君。

一生懸命取り組んでいる姿はええですね。

ではでは今日はこの辺で。皆様よいGWをお過ごしくださいませ。お時間あったら展示場にも遊びに来てくださいね〜。

 

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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