紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

木窓つくってます

2017年04月26日 | 家づくり。窓の話

今日はあいにくのお天気でしたが、和歌山市楠見のU様家へ。

屋根もでき、サッシュも取り付けられ、外回りにもタイベックという防風透湿シートが張られれば、外の天気に関わらず内部の大工さん工事はすすんでいくことができます。

アルミサッシュ(窓)は入ったから、あとは木の窓の枠の工事が終われば、外壁の左官工事も始められます。大工さんの高石さんが考えながら加工しているのが

リビング南の大きな木製窓。少しづつ木枠も入りだしていますね。

柱を掘って、

こんな木(ひば)を入れていくのですが、

完成すると、

このくらいの幅広の開口部(窓)となります。

同時に浜口さんがやっているのは玄関の木製引戸の木枠。

そうそう。今日は現場で、水道屋さんと水や湯や排水の配管の位置だしをしていたのだけれど、「こっちの壁から○○㍉逃げて」とか、「洗面カウンターが入るからこの壁がこちらに少し動かすから、ここに何㌢の壁ができるので、何㍉の所に水の配管を通して」とか、我ながら面倒くさい注文だと思います。。

水道屋さんに「いつもややこしい事ばっかいってすいません〜」と言ったら、「いえいえやりがいありますよ」と。ウソかホンマかは分かりませんが、ストレスを溜め込みながらでも(笑)難しい仕事が面白くてという職人さんでないと、やっぱりうちの現場は無理だな〜と。

そういや、大工さんだって、図面を前に電卓も使いながら、うんうん言いながら考え込んでいる現場なんて、今世間ではまあないもんね。

やりがいのある楽しい仕事をさせていただいているお客様に感謝感謝です。

というわけでまた次回!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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