goo blog サービス終了のお知らせ 

紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

木枠達登場。

2009年07月09日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

まずは一つ応援クリックお願いします・・人気blogランキングへ

さて、Si様家の現場には、アルミサッシュの窓や外回り木製建具等に使われる、

木枠」(窓枠だったり、各入り口の枠だったり)

が入ってきています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うちは、この「木枠」の部分に、メーカーさんの既製品の「塩ビシート貼ったモノ」は、一切使いません。(今や、ほとんどこっちが主流になってしまいましたね~~)

この辺は「好み」と言われてしまえば、そこまでだけど、

窓枠や建具の枠等、「」で見える所に「イイ物・当たり前の物」使っていなければ、床や壁など「」で見える所にいくらイイ材料&イイ仕上げしても、ぐっと雰囲気が落ちてしまう(悪く言えば、安っぽく見えてしまう)と思っているからです。。

だから、もし仮に僕が自分家建てるなら、予算が全然なくとも、(って、ホントに全然ありませんから、実現不可能ですが(笑))

『床は複合フローリング(無垢じゃない)、壁はビニールクロスに予算を落としてでも、窓枠は本物の木をきちんと仕事して、使いたい。』と思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そんな「木枠」。

現場に搬入されております。

うちの削り場で、棟梁に加工された「無垢の木枠君達」です。

Img_6505

色々ありますでしょ。

ちなみに、「一つの窓」毎にくくっています。(普通窓枠って、「上・下・右・左」ってありますからね)

更に、白い紙と一緒にくくられているのがお分かりかと思いますが、

これは僕が書いた「枠廻り詳細図=窓廻りの原寸施工図」。

Img_0563

こういう細かい施工図を、窓&入り口&その他もろもろ、全て書いています。

それをうちの棟梁や大工さん達と打ち合わせのうえ、決定して、

それ通りに、うちの棟梁が「無垢の木」を加工して、「木枠」にし、それを現場に運んで、、、、

そこまでが、先ほどの写真の状況。

中には、

Img_6557

こういう「大物」もいます。

これは前開放木製建具部のカモイ(窓の上の木枠)なのですが、が彫られてるの分かりますでしょ。

下から(これが現実に取り付けられると、室内側から)、

『木製オーダーガラス戸、木製オーダーガラス戸、網戸、網戸、雨戸、雨戸、雨戸』用の溝となっています。

ちなみにこの木枠の巾は30cm弱・長さは4mありますので、

やっぱり、かなりの大物です(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そうして現場に搬入されて「木枠君達」は、

現場でうちの大工さん達の手によって、寸法調整&再加工されながら、取り付けられていきます。

Img_6563

これは玄関木製引戸の木枠が組まれてる途中の写真。

ちなみに、カモイ(開口部の上の枠の事ですよ)を下から見ますと、

Img_6562

元々うちの棟梁が加工していた「溝」の他に、現場で、「穴」や手前の「欠き込み」が再加工されてるのがお分かりだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そんな木枠君達の「王者?」(先ほどは「大物」と言いましたが(笑))

リビング南の「全開放木製ガラス戸」にも、そろそろとりかかります。

Img_0413

(完成したら、正面の大きな窓の様な姿になります。窓の開口部の間に一枚も建具が入ってない!の分かります 。開口部全てが開ききってしまう窓。『気持ちイイんですよ~~』)

楽しみだな~~~♪

《最後まで読んで頂いてありがとうございます。そしてまたまた応援お願いします。↓↓↓↓できれば2つともクリックお願いしまっす。

Banner_02_66

にほんブログ村 住まいブログへ

和歌山・大阪の「心地よい家」づくり 大彦(株)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハイサイドライト。 | トップ | 上れない階段?? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり。素材の話(木・左官・工法など)」カテゴリの最新記事