紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

吹抜けと色フスマのお家2

2018年01月31日 | お家完成しました。ご紹介。

では前回に引き続き完成したお家のご紹介。こちらのお家のまずの特徴は、そう「吹抜け」です。

やっぱり吹抜けは空間縦にも横にも広がって広々と気持ち良いですね。もちろん、吹抜けのメリット・デメリットはあるけれど、やっぱりとってもここちよいものです。

こちらが反対側。吹抜けには可動のスポットライトをつけて、空間に合せて照明もフレキシブルにするのもお約束。

そして、吹抜けの魅力の一つは「見下ろす」ことですね。普通お家には見下ろすアングルはありませんから(階段くらいですね)、これはなかなか楽しい空間。1階から2階に声をかけたり、吹抜けの上部からの明かりが1階へ素敵な落ち方を見せたり、熱い空気を同じく吹抜け上部から抜くことができたり、当たり前ですが、1階と2階が縦につながる面白さ・楽しさが吹抜けの魅力ですね。

それともう一つ。

昨日も少しお伝えしましたが、東向きの抜群の開放感です。和室にゆったりと座って外を眺めるととっても気持ち良い。それから、実はこの方角は敷地より道が下がっているため、ここに座って外を眺めても、歩いている人とも車とも目が会いません。だからとっても落ち着くんですね。

この和室はリビングとつながっておりますから、この眺めと開放感はリビングからも楽しめます。

もちろん南側もデッキとつながっていますので、木製窓を開け放つと開放感ばっちりです。

デッキから見ると広間リビングと和室の関係が分かっていただけると思います。

あとはおまけで

和室。

ダイニング(右奥がキッチン)

 

吹抜けの写真でチラチラ写っていた窓。2階子供室の吹抜け側の窓ですが、これはフスマなんです。綺麗な赤色ですが、色フスマと言って日本の昔からある色です。全体的に白っぽい中に、差し色で綺麗な色をもってくると、とっても楽しく豊かな空間となりますね。そうそう、吹抜に窓を設けるのは、1階の暖かい空気を2階の部屋にもっていくため。や、空間をつなげて雰囲気を感じさせるためなどが目的です。

ではでは、続きはまた次回!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

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