紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

リノベ〜ポポロハス〜植栽まで

2018年05月15日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

すっかり日も長くなりました。この季節はとっても夕方が気持ち良いですね〜。

さてちょいと先週末から今日までをちょっとご紹介。

まずは海南市のT様家。元建築会社さんのご自宅ということで大変立派で凝った造りのお家ですが、そのお家をリノベーションしていきます。大体のプラン(間取り)が出来てきましたので(リノベーションでは間取りは本当にガラッと変わります)、お見積をだすために、水道屋さんや電気屋さんなど様々な業者さんを連れて詳細な現地調査に。

尾崎棟梁にも再度同行いただいて、部分的に天井板などを外し梁組などを調べて抜けない柱を確認したり、補強しなければいけない部分を調べたり、天井高さなどの確認なども。(全てを見ることは工事が始まり本格的に天井や床壁などを解体せねば不可能ですが、ポイントとなる部分は確認必要です)

この部分の梁がこのお家の構造の一番ポイントとなる所ですが、ここまで下がっているのね。。という所。ちょっと考え直さねばなりません。。

それから、

弊社の作業場には、基礎工事が着工した所の和歌山市秋葉町のS様家の構造材が吉野より搬入されました。もちろんですが、今回も良い木です。

現場では基礎工事の第一段階。掘り方スタートです。

次に、

かつらぎ町のM様家。屋根下地もほぼ終わりましたね。ここからは屋根の板(野地板)を張って、窓の取り付けに移っていきます。

そして、

久々ですが和歌山市金龍寺丁のF様家。工事はどんどん進んでおりまして、こんな細かな部分の工事にも入ってきています。

角と高さがピシッと揃うと気持ちよかですね〜。

こんな面白い窓枠も。玄関のポイントとなる窓ですから、ケヤキを使ってみました。

ほんでもって、

週末のポポロハスマーケット。あいにくの土砂降りの一日でしたが、そんな中でも多くの皆様が。最近人出が寂しい和歌山市の中心市街地を活性化しようと頑張っておられる主催者の皆様は素晴らしいですね。

今回、弊社は初めての出店でしたが、少しでもご協力できておれば幸いです。上の写真はカンナがけをドイツの方に説明する若手大工の吉野君。予想通り、半纏地下足袋カンナですから外国の方にはとても人気でしたが、この方々はどうもプロ。。(家具かな?)カンナがけ上手にやりましたからね。ドイツのカンナとは掛け方が反対だとのことでした。面白かったですね。

また別の機械に詳しくご説明させていただきます。

最後に、

久々ですが、和歌山市加納の築160年古民家リノベーション。じっくりと植栽の選定に時間をかけましたから、ようやく昨日から植栽工事中です。もう少しで完成。

またご紹介いたしますね。

ではでは今日はここまで。また次回。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポポロハスマーケットに出店... | トップ | 古い物を上手く使う! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ」カテゴリの最新記事