goo blog サービス終了のお知らせ 

紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

竹すべり?

2009年10月07日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

まずは一つ応援クリックお願いします・・人気blogランキングへ

さて、今日の僕の頭の中は、「台風」の事で一杯です。。

という事で、今日はさらっと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

障子やフスマなどの場合敷居(シキイ)には、その上を障子やフスマが動く(すべる)ために、「溝」をほってあります。

Img_7051

この大きな敷居の場合は左側(室内側)2本が障子が動く(すべる)溝。

だけど、これでは終わりではなくて、(コノママなら、ビスの頭見えちゃってますし。。)

この溝の中には、「竹すべり」等と呼ばれる、「竹」を入れて動きやすく(すべりやすく)しております。

Img_7050

先ほどと同じ様な「」の中が、赤茶色になってるでしょ。

これが『竹すべり』を入れた後。

敷居自身を堅木などで造って、そもそもすべりやすくする。とか、溝の中に堅木を入れる。とかもありますが、、

こういう場合、この溝の中には、普通は、ビニールみたいなゴムみたいな、ツルツルの素材の奴を入れるのが圧倒的に多く、皆様もよく見ると思いますが(押入れとかのフスマで)、、、

この「竹すべり」を入れた方が圧倒的に質感が良いです。

敷居って引戸が閉まっている時でも、開いている時でも、室内に見えてきますからね。

こんな所で、そんなに無茶苦茶な値段の差がうまれるわけでもありませんから、、

うちは、この『竹すべり』重宝しております。

ちなみに、障子やフスマじゃなく、フラッシュ戸と呼ばれる木製の戸や、框戸と呼ばれる木の戸等になりますと、こんな溝じゃなく、「Vレール」というモノが敷居に埋め込まれます。

そのVレールもキレイに見えるには、どこどこのメーカーの何㎜のやつ・・・・・・・、

そもそも外部と内部でも敷居の加工やレールは違うし・・・・・・・

となってきますと、際限なくなりますから、やめときます(笑)

「建築。家づくり」って、細かい細か~い話、一杯あるんですよ(笑)

《最後まで読んで頂いてありがとうございます。そしてまたまた応援お願いします。↓↓↓↓できれば2つともクリックお願いしまっす。

Banner_02_66

にほんブログ村 住まいブログへ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっぱり、きちゃいますか。。 | トップ | 足場をとって。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして☆ (みや)
2009-10-07 20:40:00
はじめまして☆
竹すべり、いいですね。
我が家はよく見かけるビニールのです。
ちょっとしたことですけど、お部屋の雰囲気が違うように思えます。
いつかリフォームするときには竹すべりにしてみたいですね。
返信する
みやさん。 (hiro)
2009-10-08 18:31:14
みやさん。
こんにちは。はじめまして。
コメントありがとうございます。


ありがとうございます。
そうおっしゃって頂けると、記事にした甲斐がございます(笑)

返信する

コメントを投稿

家づくり。素材の話(木・左官・工法など)」カテゴリの最新記事