犬と猫とリウマチと

関節リウマチの記録&日々の徒然を綴っています。出来るだけ明るい話題をお届けしたいと思ってます😄

盲腸で死にかけた?話 その2

2021-11-17 00:25:20 | リウマチ以外の病気
医者に背を向けられた私は
帰る選択肢しかありませんでした。

痛みのため、くの字に体を折り曲げ
壁を伝いながらしか歩けない。
そんな状態なのに胃薬の処方だけで
帰れと言われるとは…。

その日の支払いはCT検査したからか
それとも夜間救急だったからか
確か1万数千円だったと思います。

そして家に帰ったのですが、
痛みで動けないので
2階の自室には戻れず、
1階今のコタツに分厚いダウンを着て
潜り込みました。
ハンパない寒気でガタガタ震えながら
眠れない夜を過ごしました。

翌日の朝、少し痛みがマシになり、
とりあえず手すりに捕まりながら
2階の自室のベッドへ辿り着き、
ようやく布団の中で横になれました。
コタツはやはり身動きできず、
体が痛かったです😅

その日のイベントは当然不参加。
毎年開催していた
チャリティーイベント。
そのときは東日本大震災のすぐ後で、
集まった募金や売上は急遽
協会を通じて東北へ寄付することに
なったようです。

私は屋台の物販担当でしたが、
朝から電話で事情を説明し、
休ませてもらうことになりました。

その日は1日中ベッドの中。
1階へ降りるのはトイレだけ。
食事も痛みで取ることができず、
ひたすら律儀に胃薬を飲むだけ(笑)
胃薬を飲むための水も辛かった😣

そしてそのまた翌日。
痛みと寒気が治まり、
なんとか歩けるまで回復。
歩くとまだ少し痛みがあるけど、
まぁ仕事には行けそうかな?といった
感じでした。

でも、痛みとともに
発熱したことが気になり、
例えばインフルエンザとかだと
やっぱり困るよなぁということで、
近所の診療所に行って
調べてもらうことにしました。

会社に電話して診療所に寄ってから
出社するので少し遅れる、
場合によっては休むかも?と連絡し
診療所へ向かいました。

徒歩で行って、
ドクターに土曜日からの経緯を
説明し、インフルエンザの検査を
お願いしたところ、

「そんなインフルエンザの症状は
 聞いたことない。
 たぶんインフルエンザではない。」

と言われてしまいました。

「それよりお腹痛いんでしょ?
 ちょっとそこに横になって。」

診察台に寝転ぶよう指示され、

「ちょっとお腹触るよ。
 これ痛くない?」

お腹の右側をぐっと押して
ぱっと離されました。

「いっ!痛いっ😫」

何とも言えない鋭い痛みが!!

ドクターはそれだけで
「虫垂炎。間違いないわ。」と
言いました。

「虫垂炎…え?盲腸!?」

「そう。紹介状書くからすぐ行って。
 切るかどうかはそこの医者が
 判断するから。」

は?これからすぐ???
ってか、

切るの!?

いきなりの展開で頭が追いつかない。
でもドクターは
「〇〇病院と市民病院、
 どっちがいい?」
と話を進めていく。

〇〇病院は土曜日に
救急搬送された病院なので、
そこは嫌だ!と思ったものの、
言葉にする前にドクターが

「〇〇病院の外科…今日はS先生
 いてるな。
 この先生ワシの後輩やから、
 〇〇病院に紹介状書くわな。」

勝手に決めてしまった😰

「ほなこれからすぐ行くんやで。」

紹介状を手渡され、
会社に事情を説明する電話を入れ
私は土曜日にけんもほろろに
追い返された病院へと
再び向かうのでした。

to be continue…






盲腸で死にかけた?話 その1

2021-11-16 11:13:04 | リウマチ以外の病気
普段病院とは縁がなかった私ですが、
手術は3回受けてます。

出産時の帝王切開と
虫垂炎(盲腸)と
卵巣嚢腫による摘出手術。

この中で1度ヤバかったのが盲腸。
手術がヤバかったのではなく、
診断がヤバかったのです。

あれは忘れもしない
2011年3月26日土曜日のこと。

なぜここまで
ハッキリ覚えているかと言うと、
翌日に我が業界のイベントを控え、
準備していた日だったからです。

翌日のイベントの準備が終わり
一段落していた夕方、
突然ムカムカした吐き気に
襲われました。

ん?
何か変なものでも食べたかな?

その程度の認識しかなく、
すごく気持ちは悪いものの、
吐くところまではいかないので、
とりあえず様子を見ることに。

しかし、その日の夜に
それはいきなりやって来ました。

猛烈に胃のあたりが痛みだした。
お腹全体が痛いのだけど、
特に胃がキリキリと痛み、
少しばかり嘔吐してしまいました。

そして痛みと共に襲ってくる
強烈な寒気。
歯の根が合わずガチガチ震えます。
たまらず熱を測ると38.3度。

痛みと寒さで意識が朦朧とする中、
あー、人間ってこんな感じで
死ぬのかなぁと薄っすら思いました。

その後、家族が救急車を呼び、
とある救急病院へ搬送されました。

実は、救急車の中で
受け入れ病院が見つからず、
一旦断られた病院に再度お願いして
渋々受け入れてもらったという
経緯があります。
これ、私が大変な目に合うフラグ
だったのかもしれません。

普段病院に縁がないと、
こんな目に合うかもしれないという
恐怖のお話です(笑)

そんなこんなで救急搬送された私。
すごく若くて不機嫌そうな医者に
どこが・いつから・どんなふうに
痛むのか聞かれ、
今日の夜7時位から
胃のあたりが
突然キリキリ痛みだし、
嘔吐と寒気に襲われているし
発熱もしていると、
息も絶え絶えに訴えました。

そこからまず採血、
そして造影剤を入れてのCT検査を
すると言われたのですが…。

さすがにちょっと「え?」と
思ったりもしましたが、

「痛みの原因がわからなければ
 治療ができない。
 あなたもわかった方が安心でしょ」

医者にそう言われたら医療知識のない
私では反論の余地もないです。
言われるままにCT検査しました。

が、
結果的に原因はわからず。

「うーん、多分胃炎でしょう。
 胃薬出しとくからそれで様子見て。
 今日は帰ってもらって結構です。」

え?
えええ?

「あ、あの…こんなに痛いのに
 せめて痛み止めとかは…?」

半泣きで訴えるも、

「原因わからないのに痛み止めは
 出せないよ!」

冷たく言い切られました。
そして言われたこと。

「それとね、
なんで救急車で来たの?

は?え?
これくらいで救急車呼ぶなんて
駄目ってことなん???

「それは…痛すぎて自分で車の運転は
 無理だと思ったので…。」

やっとの思いで答えましたが、
その医者は「ふーん」と言ったきり
背中を向けてしまいました。

長くなったので続きはまた☺️



病院小話

2021-11-13 12:43:11 | リウマチ以外の病気
昨日、金曜ロードショーで
【アナと雪の女王】を
初めて観ました。

良く出来たアニメで面白かった😄
昔読んだ童話の【雪の女王】とは
別物の話のように思うけれど、
それはそれでディズニーの魔法で
とても楽しめました💕

来週の【アナと雪の女王2】を
楽しみにしてます♪

さて、お題の病院小話。

何度目かの膀胱炎で行った
病院でのお話です。
ネタのような本当の話。

膀胱炎は繰り返すほど
悪化スピードが早まります。
その頃には、しょっぱなから
血尿が出るようになってました。

激しい痛みと血尿が
いきなりダブルでやって来る。

いやでしょ?😥

その日も朝、起き抜けのトイレで
そんな状態になった私。
ツーンと染みる痛みで
涙目になりながらも
抗生物質ですぐ治ることは
わかっているので、
慌てることなく朝一で病院へ。

この時にはもう市民病院には
行ってませんでした。
やはり男性患者しかいないところには
行きたくないですもん😅

で、まぁまぁ近所に
内科・泌尿器科の診療所を見つけて、
膀胱炎になったらそこに行くように
なってました。
内科があるので、
患者の男女比はほぼ均等で
安心して診察を受けられるので。

その日も痛みをこらえつつ、
診療時間の少し前に
診療所で受付を済ませました。

その時点で高齢者さんの一個団体が
いらっしゃいましたが、
そんなこと気にする余裕は
その時の私にはありません。

痛みに悶絶しながら採尿するも
少量しか出ず、紙コップの中は
ほぼ血(笑)

採尿した後でもすぐ尿意の嵐。
トイレに行っても痛みを伴う
数滴の血尿しか出ないことは
火を見るより明らかなので、
痛み&尿意と格闘しながら
診察の順番を待っていました。

その当時、
何故か診察室のドアを開けたまま
ドクターが診察してたので、
待合室にいると
自然と診察室の話が耳に入りました。

どうやら今診察室にいるのは、
高齢の女性のようです。

自分の順番が早く回っきてほしい!
と心の底から思っていたので、
申し訳ないけどその高齢女性の診察に
聞き耳を立ててしまいました。

が、

その御婦人のお話は、
全編お嫁さんの悪口!

それがまぁ延々と続くわけです。
ドクターも苦笑いしながら
根気よく話を聞いてます。

やめてー😭
まじヤメテー😭😭😭

ここに痛みに悶絶してる
ほんまもんの患者がいてるねん!
はよ私を診てくれーーーっ😫😫😫

本当に叫びたかった。
でも声も出せないくらい痛い。
ひたすらウググ…と我慢。

そしてやっとその御婦人が出てきて
一個団体の高齢者さんたちに合流。
そこでペチャクチャ
お喋りしてたのですが、
ひとりがふと

「あれ?今日は○○さん来てないな。
 いつもやったらもう来てるのに。」

そう言ったんですね。
私、心の中で

『あんたら毎日来とるんかい😅』

そっとツッコミました。
痛みでツッコミ能力半減してます。

そしたらその返事が

「あら!ほんまやなぁ。
 ○○さん、どっか具合
 悪いんやろか?心配やなぁ。」

………。

ちょっと待てぃ!

ここは病院や!
具合悪い人の来るとこや!
あんたら元気なお年寄りの
社交場やないで!

落語とかの笑い話で
こういう話聞いたことあるけど、
本当に耳にするとは思わなかった。

しかもこの状況では
まったく笑い話にならない。

だけどどんな怒りも痛みには勝てず、
やはりぐぬぬぬ…と唸りつつ
診察を只々待つしか
ありませんでした。

もちろん痛みが取れたときに
病院でこんなことあってさ〜😄と
しっかり笑い話に変えてみんなに
話して昇華させましたけどね(笑)

またこの時は若かったこともあって
笑い話で終わったけれど、
今この年齢になって思うことは、
高齢になり
あまり出歩けなくなったとき、
唯一病院が社交場になる現実。
今やコロナでそれすら叶わない。

私も高齢の母がいます。
仕事でもひとつ高齢者の問題を
抱えているのですが、
せめて身近なところからでも
高齢者の孤独化問題を
考えていけたらなぁと思います。


でも、
痛みで苦しんでいる患者のために
お医者様への世間話は
程々にしていただけると
助かります😅




膀胱炎の思い出

2021-11-12 13:25:10 | リウマチ以外の病気
昨日ちょこっと触れましたが、
病気知らずの私が若い頃、
唯一病院のお世話になったのが
この膀胱炎という病気でした。

これね、
ほんとすごく再発率が高い。
何度も何度もぶり返して、
そのうちほんの少しの違和感で
『あ、来る!』って
わかるようになるくらい(笑)

そんな膀胱炎。
初めて罹ったのは
たぶん20歳前後だったでしょうか。

用を足した瞬間に
チクンと針で刺されたような痛みが。

あれ?
今の痛みって何?

初めてのことでよく分からず、
そのときは
少し首を傾げる程度だったのですが、
そこからとにかくトイレが近い。
しかも行くたびに
痛みが激しくなっていくではないか!

チクンだった痛みがツーンになって
その後もツーーーーーンと
痛みの余韻が伸びていく。

その頃にはもう尿は出なくて、
出したいけど出ない
残尿感はものすごくある
痛みもずっとある状態。

しまいには尿ではなく鮮血が!!
チクンとした痛みから鮮血まで
本当にあっという間に悪化しました。

こんなとき病院通いに慣れてないと、
何科に行けばいいのかから
考えないといけない。
尿に関してだから泌尿器科かっ!?

すぐさま市民病院の泌尿器科に
走りました。

で、採尿のあと待合室で
診察の順番を待ってたんですが、
その頃のわが町の市民病院は
すごく古くて、
待合室と言っても廊下に椅子が
並べられているだけ。

そんな中で痛みに耐えつつ
周りを見回してみると、何故か

男性しかいない

そして男性陣も私の方を
チラチラ見ながら
戸惑っているような…?

でもそんなことに気を回せるほど
私の痛みは生易しいものではなく、
脂汗をかきながら
診察を待っていました。

名前を呼ばれて診察室に入ると

「膀胱炎で間違いないね。
 薬出しとくからちゃんと飲んでね。
 痛みはすぐ止まるから。
 飲みきって症状がなかったら、
 もう来なくて大丈夫だから。」

それだけ言うと、はい次の人って
感じだったので、
何故なったのかだけ知りたくて
一応聞いてみました。

「うーん、女性はね、
 肛門と尿道が近いし、尿道が短い。
 だから結構なりやすいよ。
 オシッコ拭くときは前から後ろ、
 あとストレスとか疲れとか溜まると
 抵抗力落ちるからなりやすいよ。
 冷えも良くないから気を付けてね」

簡潔に教えて下さいました。
ありがとう!ドクター😆

もらった薬は
粉薬だった記憶があります。
その薬で痛みは瞬く間に消えました。
本当に魔法のように🥰

たぶん初めての罹患で、
普段から薬飲んでないから、
抗生物質が殊の外
良く効いたものと思われます。

若い娘時代でしたが、
私は病気に関して
恥ずかしいという感覚が
非常に少なかったので、
すぐ会社の人たちに報告しました。

そのとき泌尿器科に行ったら
男性ばかりでびっくりした事を
話したのですが、
それを聞いた男性社員が

「泌尿器科に行ったの?
 まぁ餅は餅屋って言うから
 間違いではないけど…(笑)
 そこにいた男性陣の方が
 ソワソワしたやろね(笑)」

と笑いながら言うので、
理由を聞くと、

「泌尿器科はね、
 性病で行く人が多いから(笑)

衝撃でした!
そうなのか!?
だからみんな
私をチラチラ気にしてたの!?

てか、

私も性病と思われた⁉️😱

あわわわわ…😵ち、違うー😭😭😭

でもまぁ今となっては
真実は藪の中。
その男性社員が
若い女性社員をからかっただけかも。

今ならセクハラにあたるのかしらん?

この後も繰り返しなる膀胱炎。
違う病院で目の当たりにした
ショートコントのようなお話は
また次回👍





 


手の違和感

2021-11-11 10:11:01 | リウマチ
先日買った
ヴァセリンのハンドクリーム、
とても良いです☺️
私には合ってるようで、
ツルスベになります🥰

ただ、水を使うと
やはりヌル…っとしますが😅

そんなこんなで今日は手のお話。

関節リウマチを患ってから、
ずっと手に違和感を抱えてます。

パッと見、リウマチの手には
見えないと周りからは言われますが、
自分では
少しずつ変わってきてるような
わずかな違和感があります。

今現在の私の手。

リウマチ以前の手を
私自身覚えてはいませんが、
結構自分の手が好きだったんです。

なんとなくだけれども
好きだと思っていたときと
少し違うなって感じます。

きっと誰にもわかってもらえない
モヤモヤ感だとは思いますが。

でもその違和感は
見た目だけではなくて
動作にも感じられます。

箸を持つ
ペンを持つ
小銭を財布から出す
落ちた物を拾う
服のボタンをかける
歯磨き時の歯ブラシの持ち方…

全部
指先や手全体に違和感があります。
とにかく今まで通りじゃない。

それでも
たまに、もたつくことはあっても
キチンとこなせているので、
他の人からは普通に見えてると
思います。

こういうちょっとした違和感が
じわじわ、本人にバレないように
少しずつ体を蝕んでいってるのかも?
気が付いた時には
取り返しがつかなくなってるんじゃ?
そんな不安があります。

自分では痛みもなく、
寛解と言ってもいいのでは?等と
軽く考えていますが、
血液の数値は寛解から程遠く、
医師からも
「症状はなくても進行している
 場合は多々ある」
と言われています。

免疫に関わる薬
メトトレキサートを週10mg(5錠)
服薬しているにも関わらず、
風邪一つひかないし、
若い頃に繰り返した膀胱炎も
今では鳴りを潜めています。

もちろん罹らないのが一番ですが。

昔からワクチン打たなくても
インフルエンザに罹ったことは
片手の指以下だし、
私の免疫ちゃんはかなり強そう😅

本来なら喜ばしいことなのにね。
ちょっと休憩してくんない?
なんて、ほんと贅沢(笑)

症状が軽いうちに
何か手を打たないと!
でもそれは生物学的製剤に
お願いするしかないのかな。
メトトレキサートは、
これ以上増やしても
効果は見込めないと言われているし。

だけど
不器用ながらも何でも出来てる今、
まだ生物学的製剤には
踏み切れないでいます。

悩ましい日々は続く😅