国指定史跡 岩原古墳群 （熊本県山鹿市）

熊本県立装飾古墳館を見学した後は、目の前にある「岩原古墳群」を散策してみた。

岩原古墳群は、前方後円墳1基と円墳8基からなる古墳群で、国の史跡に指定されている。
現在では「くまもと肥後古代の森」の鹿央エリアとして整備され、熊本県立装飾古墳館も隣接している。

　
熊本県立装飾古墳館の展望所からの眺望。

岩原古墳群の主墳である岩原双子塚古墳は、墳丘の全長が107m、後円部直径57m、
高さ９mの3段築成の前方後円墳で、築造は古墳時代中期と推定されている。

　
岩原双子塚古墳。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　円墳群。

また、岩原古墳群の北側から南西側にかけて崖面に6群、131基の横穴墓の岩原横穴墓群が確認されている。

　
岩原横穴墓群

一通り見学した後は、鹿央物産館のレストランで「岩原双子塚古墳・発掘カレー」を食べてみた。


岩原双子塚古墳を1/500の縮尺で正確に再現した形とのことである。

【文化財データ】
名称：国指定史跡「岩原古墳群」
時代区分：古墳時代中期（５世紀後半）
形態：古墳群（くまもと肥後の森鹿央エリアとして整備済）
所在地：熊本県山鹿市鹿央町岩原3085（熊本県立装飾古墳館）
開館時間：常時開放
駐車場：有（無料）