今回は、毎年5月31日夕方から翌6月1日の氷朔日にかけて、
熊本県八代市妙見町にある八代神社で行われる「氷室祭」に行ってみた。
八代神社は、妙見宮とも呼ばれ、福島県の相馬妙見、大阪府の能勢妙見と並んで、日本三大妙見の一つに数えられ、
日本における妙見信仰の始まりの地として知られている。
秋に行われる例大祭の妙見祭は、九州三大祭りの一つで「八代妙見祭の神幸行事」として、
国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の1つとしても登録されている。
夜から多くの参拝客が訪れるようだ。夜21時過ぎの境内。
氷室祭は、江戸時代初期に八代で隠居生活をしていた細川忠興(三斎)の夏越の無事を祈って、
住民が近くの三室山に氷室を作り、ここで貯えた冬の雪を、この日に献上したことに起源を持つとされている。
現在では、無病息災を祈願する人々、還暦や厄年を迎えた人々が無事を願うお祭りとして浸透している。
また、このお祭り限定で販売される、雪のかわりに雪に見立てた「雪餅」を食べると病気を患わないとされ、
31日の夕方から境内には数多く雪餅の露店が並ぶ。
今回も二つのお店の雪餅を買って食べ比べてみた。 好みはあろうがどちらも美味しかった。
雪餅は、うるち米ともち米、あんこが原料で、それを四角に区切った型に入れてセイロで蒸したものである。
とても素朴な味である。
八代の人にとって雪餅は、蒸し暑い夏を乗り切るための大事な食べ物のようだ。
【神社データ】
名称:「八代神社(妙見宮)」
所在地:熊本県八代市妙見町405
主祭神:天之御中主神 国常立尊
社格等:県社
創建:795年(延暦14年)
駐車場:有(無料)
熊本県八代市妙見町にある八代神社で行われる「氷室祭」に行ってみた。
八代神社は、妙見宮とも呼ばれ、福島県の相馬妙見、大阪府の能勢妙見と並んで、日本三大妙見の一つに数えられ、
日本における妙見信仰の始まりの地として知られている。
秋に行われる例大祭の妙見祭は、九州三大祭りの一つで「八代妙見祭の神幸行事」として、
国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の1つとしても登録されている。
夜から多くの参拝客が訪れるようだ。夜21時過ぎの境内。
氷室祭は、江戸時代初期に八代で隠居生活をしていた細川忠興(三斎)の夏越の無事を祈って、
住民が近くの三室山に氷室を作り、ここで貯えた冬の雪を、この日に献上したことに起源を持つとされている。
現在では、無病息災を祈願する人々、還暦や厄年を迎えた人々が無事を願うお祭りとして浸透している。
また、このお祭り限定で販売される、雪のかわりに雪に見立てた「雪餅」を食べると病気を患わないとされ、
31日の夕方から境内には数多く雪餅の露店が並ぶ。
今回も二つのお店の雪餅を買って食べ比べてみた。 好みはあろうがどちらも美味しかった。
雪餅は、うるち米ともち米、あんこが原料で、それを四角に区切った型に入れてセイロで蒸したものである。
とても素朴な味である。
八代の人にとって雪餅は、蒸し暑い夏を乗り切るための大事な食べ物のようだ。
【神社データ】
名称:「八代神社(妙見宮)」
所在地:熊本県八代市妙見町405
主祭神:天之御中主神 国常立尊
社格等:県社
創建:795年(延暦14年)
駐車場:有(無料)