だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

御立岬海水浴場 海水浴 (熊本県芦北町)

2024年07月20日 | 散策記
九州北部の熊本県はまだ梅雨明けしていないが、とても天候が良かったので、
夏休み初日は、熊本県葦北郡芦北町にある「御立岬海水浴場」に海水浴に行ってみた。

「御立岬海水浴場」は、八代海と天草の島々を眼下に望む芦北町の西側に位置する御立岬に整備されている
御立岬公園内にある熊本県内最大級の人工ビーチである。

 
歩行者専用トンネルを抜けると目前に海岸が広がる。      きれいな海岸である。

赤潮の影響があったのか少し濁り気味であったが、多くの海水浴客で賑わっていた。
ずいぶん泳いだ後、泳ぐのに飽きると波打ち際を泳いでいるハゼ類の魚やクサフグの稚魚、カニなどを捕ってみた。

 
夏休み初日 天候も良く気温は35℃まで上がった。      有料シャワーや売店などもある。

日焼け止めを塗って泳いでみたが、だいぶ日に焼けた。


帰る途中で、御立岬温泉センターに寄ってみた。
温泉に浸かりながら眼下に八代海と天草の島々や雲仙普賢岳が望められる景色の良い温泉である。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で塩分を含んでおり、適応症は神経痛や筋肉痛でスポーツ後などには最適のようである。

 
御立岬温泉センター                        温泉塩「岬の御塩」を使ったそるとクリーム。しょっぱいわけではない。

御立岬公園内には、海水浴場や温泉センターのほか、スーパースライダー、パターゴルフ、ゴーカート、釣りなどが楽しめ、
テニスコート、キャンプ場、マリンハウス等の施設もある。

【散策地データ】
名称:「御立岬」
所在地:熊本県葦北郡芦北町大字田浦町145(御立岬管理棟)
形態:公園
開園時間:常時開放 
入園料:無料
休園日:なし ※各施設は毎月第2・4水曜日と年末29日から31日は休館
駐車場:有(無料) ※海水浴シーズンは有料 500円
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住吉自然公園 アジサイ 2024年 (熊本県宇土市)

2024年06月05日 | 散策記
今年も熊本県宇土市にある住吉自然公園に、見頃を迎えたアジサイを見に行ってみた。

 
日陰の花はまだ少し早かったが、ほぼ見ごろだった。     平日にもかかわらず多くの見物客が訪れていた。

住吉自然公園は、有明海に面する三角大矢野海辺県立自然公園の一角にあり、
樹種240種、樹齢約200年のタブ、シイなど照葉樹の原生林に覆われている自然豊かな公園である。
また、アジサイの名所として知られ、毎年6月中旬頃には、外周道路沿い植えられている約2000本のアジサイが
見頃をむかえ、多くの見物客が訪れる。

 
住吉神社                               手水舎の手水鉢に紫陽花が添えられていた。 

園内には肥後国司菊池則隆が、海上安全の守護神として創建したといわれる住吉神社や、
肥後国熊本藩4代藩主細川宜紀が寄進した高灯籠が始まりといわれる白亜の灯台、
海苔の人工養殖の道を開いたイギリス人海藻学者ドゥルー女史の記念碑が建てられている。
展望所からは雲仙普賢岳、枕草子や伊勢物語に詠まれた風流島(たはれじま)、有明海のを望むことができる。

 
今年のアジサイはあまり元気がない気がする。         公園の前には有明海が広がる。干潟ではムツゴロウが観察できる。


住吉自然公園を散策したあとは、近くにあるJR住吉駅にも寄ってみた。

 
駅周辺にも多くのアジサイが植えられている。

帰路途中で「佐田海苔店」へ寄って海苔を買って帰った。

【散策地データ】
名称:「住吉自然公園」
所在地:熊本県宇土市住吉町
形態:公園
開館時間:常時開放
駐車場:有(無料)
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氷室祭 2024年 (熊本県八代市)

2024年05月31日 | 散策記
今回は、毎年5月31日夕方から翌6月1日の氷朔日にかけて、
熊本県八代市妙見町にある八代神社で行われる「氷室祭」に行ってみた。

八代神社は、妙見宮とも呼ばれ、福島県の相馬妙見、大阪府の能勢妙見と並んで、日本三大妙見の一つに数えられ、
日本における妙見信仰の始まりの地として知られている。
秋に行われる例大祭の妙見祭は、九州三大祭りの一つで「八代妙見祭の神幸行事」として、
国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の1つとしても登録されている。

 
夜から多くの参拝客が訪れるようだ。夜21時過ぎの境内。

氷室祭は、江戸時代初期に八代で隠居生活をしていた細川忠興(三斎)の夏越の無事を祈って、
住民が近くの三室山に氷室を作り、ここで貯えた冬の雪を、この日に献上したことに起源を持つとされている。

現在では、無病息災を祈願する人々、還暦や厄年を迎えた人々が無事を願うお祭りとして浸透している。
また、このお祭り限定で販売される、雪のかわりに雪に見立てた「雪餅」を食べると病気を患わないとされ、
31日の夕方から境内には数多く雪餅の露店が並ぶ。

 
今回も二つのお店の雪餅を買って食べ比べてみた。       好みはあろうがどちらも美味しかった。

雪餅は、うるち米ともち米、あんこが原料で、それを四角に区切った型に入れてセイロで蒸したものである。
とても素朴な味である。

八代の人にとって雪餅は、蒸し暑い夏を乗り切るための大事な食べ物のようだ。

【神社データ】
名称:「八代神社(妙見宮)」
所在地:熊本県八代市妙見町405
主祭神:天之御中主神 国常立尊
社格等:県社
創建:795年(延暦14年)
駐車場:有(無料)
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国指定史跡 「石貫穴観音横穴」 「 石貫ナギノ横穴群」 (熊本県玉名市)

2024年05月25日 | 散策記
今回は熊本県玉名市で開催されている「第32回 高瀬裏川 花しょうぶまつり」を見に行ったついでに近くの古墳にも寄ってみた。

「石貫穴観音横穴」「石貫ナギノ横穴群」は、熊本県北部を流れる菊池川支流の繁根木川右岸に所在する横穴墓群である。
南北に細長い丘陵の西側崖面に石貫穴観音横穴が5基、東側崖面に石貫ナギノ横穴群が48基確認されている。
古墳時代後期の6世紀中頃に築造されたと考えられる横穴墓で、入口の飾縁には赤や白などで文様が描かれている装飾古墳である。

石貫穴観音横穴
 
丘陵の中腹にある。                         急な階段を上るとお堂がありその奥に横穴墓がある。

 

(現地解説板)
  国指定史跡 石貫穴観音横穴
                        大正10年3月3日指定
 石貫穴観音横穴1号墓から3号墓の装飾は、入口にアーチ状の飾縁が付き、赤や白の円文などで彩られています。2号墓内部の屍床上部には、
瓦屋根の軒丸瓦を模したような庇状の突起が設けられており、屍床奥壁には千手観音像が浮き彫りされています。
さらに奥室には観音像が安置されており、他の横穴墓にはみられない特徴を有し、全国的にも例がない貴重な横穴墓です。
 石貫穴観音横穴のふもとの安世寺地区には、かつて中世寺院の安世寺が開かれていたとされ、
寛正2(1461)年に藤原為安(菊池一族、石貫在住の有力者)が、菊池の臨済宗正観寺第15世笑耘和尚を招いて建立したと伝えられています。
現在は廃寺となっており、横穴墓も寺院の施設の一部になっていた時代があったと考えられます。
                                                玉名市教育委員会  平成24年2月

 
お堂の奥の崖面に横穴墓がある。   入口にはコウモリ除けネットが設置されているが、移動させて内部を見学する事ができる。 


石貫穴観音横穴から約500mほどの場所には「石貫ナギノ横穴群」がある。

石貫ナギノ横穴群
 
崖面に48基の横穴が確認されているが、そのうち15基に装飾が施されている。

 
 
(現地解説板)
 国指定史跡 石貫ナギノ横穴群
                        大正10年3月3日指定
 この横穴群は菊池川支流の繁根木川の右岸に位置しており、阿蘇凝灰岩の東側崖面に、250mにわたって分布している。
大正6年(1917)の梅原末治氏の調査で42基、その後の県教育委員会の調査で48基が確認されているが、未確認のものが埋もれている可能性がある。
 墓室の天井は切妻・寄棟・アーチの三種があり、羨門(入口)には二重、三重の飾縁に円文、同心円文、三角文を赤や線刻で描いている。
とくに墓室内には舟や弓、矢、大刀などが描かれ興味深い。このように文様のあるものを装飾横穴と呼び15基が確認されている。
墓室の平面形は中央に通路を設け、その正面と左右に3区の屍床をもつものが多い。
 また、内部からは鉄製の鉾、鏃、玉類などが見つかっている。
 北西方向約400mに石貫穴観 音横穴(国指定史跡)がある。
                                               熊本県教育委員会(平成元年3月建)

【文化財データ】
名称:国指定史跡 「石貫穴観音横穴」「 石貫ナギノ横穴群」
所在地:熊本県玉名市石貫
時代区分:古墳時代後期(6世紀中頃)
形態:装飾古墳(横穴墓)
見学可能時間:常時開放
駐車場:有(無料)


横穴墓を見学した後は、帰路途中にあった「しらさぎの足湯」に寄ってみた。
玉名温泉の温泉街の入口にある「立願寺公園」内ににある無料で利用できる足湯である。

 
池や小川の水は全て温泉である。お湯の温度は結構高めである。 

 
市が管理し定期的に清掃されているようで、足をつけるには十分の清潔感である。数名の方が訪れていた。


帰路途中で玉名市天水町南部にある実山(げんやま)展望公園にも寄って景色を眺め、アゲハ蝶類を捕ってみた。
実山の山頂、標高198mに位置する展望公園で、芝生広場や遊具があるほか、桜やアジサイの名所にもなっているようだ。

 
周辺は柑橘畑が広がっているのでアゲハ類の蝶が多く飛んでいる。

 
展望台からは有明海や島原半島が一望できる。

帰路についた。
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第32回 高瀬裏川 花しょうぶまつり (熊本県玉名市)

2024年05月25日 | 散策記
今回は、熊本県玉名市にある高瀬裏川水際緑地で、2024年5月17日(金)~6月1日(土)に開催されている
「第32回高瀬裏川 花しょうぶまつり」に行ってみた。

 
今回で3回目の見学である。         結構な人出であった。 

高瀬裏川一帯には、高瀬目鏡橋をはじめとする江戸時代からの石橋や石垣、古い商家などの歴史的遺産が数多く残っており、
それらを背景に、毎年5下旬から6月上旬にかけて、川沿い約700mにわたり1万本ともいわれる花菖蒲が咲き誇り、
「高瀬裏川花しょうぶまつり」が開催されている。
まつり期間中には花菖蒲の夜のライトアップや矢旗の掲揚のほか、多くのイベントが行われる。

 
全体的にちょうど見頃になっていた。               色々な品種の花菖蒲が植えられている。

 
高瀬裏川に沿って遊歩道が整備されている。

花菖蒲を鑑賞している途中、近くにあった和菓子専門店「菓舗 菊水堂」に寄って、インスタなどで話題のアイスキャンディーを食べてみた。

 
和菓子専門店「菓舗 菊水堂」のアイスキャンディー。     フルーツが入っているアイスキャンディーでとても美味しかった。

アイスキャンディーを食べてまた少し花菖蒲を鑑賞した後は、玉名ラーメンの有名店「桃苑」に昼食を食べにいった。
玉名ラーメンは、熊本ラーメンのルーツといわれるラーメンで、濃厚な豚骨スープと中細麺、焦がしにんにくチップが特徴とのことである。

 
臭いも少なく塩分も程良いやさしい味の豚骨ラーメンである。

玉名ラーメンを食べた後は、玉名市内にある国指定史跡「石貫穴観音横穴」「石貫ナギノ横穴群」を散策してみた。

【散策地データ】
名称:「第32回高瀬裏川 花しょうぶまつり」
所在地:熊本県玉名市高瀬(高瀬裏川水際緑地一帯)
見学可能時間:常時開放
見学料:無料
駐車場:有(無料)
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