だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

熊本県立装飾古墳館 (熊本県山鹿市)

2020年11月28日 | 散策記
今回は、熊本県山鹿市にある熊本県立装飾古墳館に行ってみた。
熊本県立装飾古墳館は、装飾古墳の保護・研究のために設置された、熊本県立の装飾古墳専門の博物館である。
国指定史跡「岩原(いわばる)古墳群」のある「くまもと肥後古代の森 鹿央エリア」に建てられている。

 
建物は、後世に残る文化的資産として優れた建築物を造るという熊本県独自の「くまもとアートポリス」事業の一環として
建築家の安藤忠雄によって設計された。前方後円墳の形を模しているそうだ。


館内は、菊池川流域の遺跡からの出土品を展示解説している常設展示室、オリジナル映画を上映しているイマジネーションホールのほか、
県内の主要な11基の装飾古墳の古墳内部や石棺を忠実に再現した実物大の模型を展示している装飾古墳室などがあり、
装飾古墳のことを分かりやすく学ぶ事ができる。

 
常設展示室                             装飾古墳室

装飾古墳とは、石棺、石室のほか、横穴墓の内外面に、彫刻や線刻、彩色により文様や絵画などの装飾が施されたものを呼ぶ。
古墳は日本全国に20万基以上存在するが、装飾古墳は約700基のみで、そのうち約200基が熊本県内にある。日本一の数である。

 
山鹿市にあるチブサン古墳の石室再現模型。

現地に行っても公開されていない石室が多いので、
模型とはいえ、これだけ忠実に再現された石室内の装飾をまとまって見られるとは感激である。

 
熊本市にある千金甲1号(甲号)古墳石室再現模型       玉名市にある大坊古墳石室再現模型

古代人が何を考え、何を伝えようとして古墳内部を装飾をしたのかは明らかになっていない。

【散策地データ】
名称:「熊本県立装飾古墳館」
所在地:熊本県山鹿市鹿央町岩原3085
形態:歴史博物館
開館時間:9:00~17:15(入館は16:45まで)
入館料:大人430円 大学生260円 幼児小中高生無料
休館日:毎週月曜日(当日が祝日の場合はその翌日)・年末・年始(12/25~1/4)
駐車場:有(無料)

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