daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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オルガン サマーナイト コンサート

2023-06-09 | 音楽つれづれ

昔のホールは、市民会館のような習い事のおさらい会から演歌ショーまで、多目的ホールが当たり前でしたが、40年程前の中新田バッハホールあたりから、音楽専用ホールが建つようになって、札幌にもパイプオルガンの設置されキタラが出来、こうして私のようなクラッシック門外漢にも、オルガンが身近になったのは大変ありがたい事です。

この日はキタラの翌年に完成した横浜みなとみらいホールで、ホール・オルガニストを務める三浦はつさんが見え、バッハなどを聞かせてくれると言う事で楽しみ。

普段このコンサートは14時の開演ですが、この日は19時の開演で、きっと初めて演奏するオルガンだから、予め考えていたレジストレーションを手直ししたりの時間が必要なんだろうな…と、勝手に想像していました。先だってのオルガン特別講義の学習成果?です。

 

プログラムは「ジューン・ブライド~大切なひとと~」のサブ・タイトルで、最初の4曲は結婚や花嫁にちなんだ曲。端は「デンマーク王子の行進」(トランペット・ヴォランタリー)で、オープニングに相応しい華やかなこの曲は、故ダイアナ妃の結婚式にも使われたそうです。

バッハの「目覚めよと呼ぶ声あり」は有な名曲ですが、キリストを花婿にたとえ、花婿を迎える準備して待ちなさい、と花嫁に呼びかける内容とは初めて知り、すみません無知で。

坂本日菜の「ケルトの風、愛の歌」は、ロンドンデリーの歌が出て来たり、バグパイプを思わるフレーズや音色で、なるほどケルトだねと言う感じ。

ブレの「天使たちのワルツ」は、現代作曲家からみたノスタルジーみたいな感じで、シアターオルガンを思わせるレジストレーションは興味深く、ここのオルガンからこのような音も出せるんだと嬉しくなります。もし、無声映画のバックに流したとしたら素敵でしょうね。

最後はヴィエルヌの「オルガン交響曲」、フルオルガンが鳴り渡るいい締めとなりましたが、アンコールがTVドラマのテーマで気持ちはクールダウン。でも、北海道という事で喜んでもらおう、との気持ちでの選曲と思いますので、その配慮にはとても感謝します。ありがとうございました。

 

夜のコンサート帰りと言うことで、シメはホール近くの哈爾濱飯店で餃子とビール。

ここの餃子の個人的感想は、水餃子に向いた(事実美味しい)モッチリ感あるタイプで、汾酒などといただくのにピッタリですが、今日はビールと焼き餃子。ハネが一杯付いてビジュアル面からも満足の一品で、オルガンと併せ、満足な一日の終りとなりました。

 

以上【聞きたい365日 第351話】でした。



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