daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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ボニー・タイラーの青い瞳

2024-06-08 | 音楽つれづれ

私は青い瞳に弱くて…と前回書きましたが、中でもっとも好きなのがボニー・タイラー。彼女の吸い込まれそうな瞳を見ると、小笠原島のボニン・ブルーの海を思い出します。と言っても一度しか行った事が無いのだけれど。

その魅力の瞳が映えるのがこのアルバムのジャケットかな? これは80年代にCBC所属になってからのベスト盤。そのブロンドの髪に青い瞳と、私が引き込まれる気持ちが伝わるでしょうか?

歌手だから、歌が気に入らなければハナから問題外、瞳は付加価値(?) なのですが、彼女はそのロック・フィーリングや、ハスキー・ヴォイスがまずありきの才色兼備。

80年代入ってからの彼女は70年代よりシャープな顔立ちになった感じます。歌い方もよりパワフルになり「愛のかげり」や、日本でも大ヒットした「ヒーロー」など、何度もグラミー賞にノミネートされたそうで、後者は84年の映画「フット・ルース」の挿入歌。日本では同じくハスキー・ヴォイスの葛城ユキや、麻倉未稀のカバー盤もヒットしました。

一般的な人気が上がって来たこの時代ももちろん好きですが、私はイギリスでのデビュー当初から所属していた70年代のRCAの時代がより好きで、中でも「悲しみのオーシャン」と「ルイジアナ・レイン」が好き。

ルイジアナの雨が足元に降り続く ルイジアナの雨が靴まで滲み込む ルイジアナの雨は涙のように降り続く… 

トム・ペティの作ったこの歌、南部の湿地を感じさせる南東部の男に対し、少しカラッとした空気を運ぶイギリスのお嬢さんといったところで、それぞれに味がありどちらも好きですが、私はお嬢さんにに一票… といった感じかな。

こちらはその頃のベスト盤。実力派なのにアイドルっぽいルックスも好き…はともかく、そのハスキー・ヴォイスで「女ロッド・スチュワート」とも言われますが、ここで聞ける初ヒットの「パリに消えた恋」の頃は、ハスキー系ではありますがそれなりにクリアな声。

それが声帯ポリープを除去した時、完治する前に声を出したため、あの声になったそうですが、それが良い方に転び、そのハスキー・ヴォイスで歌った「愛は哀しくて」が世界中でヒットし全米チャート3位。私もそれがきっかけで彼女を知ったのですが。

 

彼女は1951年6月8日にウエールズに生まれています。そう今日は彼女のお誕生日です。

私とは一つ違いなので、勝手に同年代のロック戦士と思っていますが、そんな思いで今日
は彼女のヒット曲を楽しんでいます。

旧teacapブログ 聞きたい365日第305話 「ボニー・タイラーの青い瞳」に加筆し再掲載しました。