一応断っておくが、当ブログの記載内容は私見である。その上で、自分なりのダンシングに関する考えがまとまったので、記述してみたい。
ヒルクライムで何故ダンシングをするのかといえば、シッティングによる平地巡航とは違う筋肉を使いつつ、全身の体重で出力できることである。逆にいえば、長いヒルクライムではダンシングで使う筋肉を長時間酷使するため、シッティングの方が効率が良くなる(体を支えるための筋肉を使わなくて良いため)。ダンシングの方が速く登れる境目は、長く見積もっても1km程度と思っている。逆にいえば、数百m程度の短いヒルクライムであれば、ダンシングで一気に登ってしまった方がいい。
ダンシングの基本は、軽く自転車の車体を振って力を入れずに体重でペダルを落とすことだと思っている。ダンシングが気持ち良く出来ている時(おそらく350w前後)は、ハンドルを軽く振ることをきっかけに車体が勝手に振れ、ペダルが落ちるような感覚がある。その時、踏んでいる方の脚は、脇腹から足の先まで一本の棒のような感覚になる(本当に一直線というわけではない)。太ももの力で踏みつけるというよりは、骨に支えられ棒のようになった脚を通じ、体重をペダルに落とす。ペダルを6時まで落としきる前に、反対の脚で踏む準備のため、反動も使いつつハンドルごと車体を振る。僕はだいたい67rpmくらいのリズムでペダルを踏む。車体は力を入れて振るのではなく、勝手に振れてしまうという程度。ハンドルやフォークを回すのではなく、地面に対し軽く倒しこむ感覚。
勾配がきつく、体重を落とすだけでは足りない時(おそらく450w以上)は、ペダルを踏むのとは反対側の脚を腿の筋肉の力を使って引き上げ(一種の引き足)、踏む側の脚をアシストする。この引き足ブーストは体力を必要とするので、僕の場合1分程度の短時間しか維持することはできない。
ダンシングの際、基本的には上半身の力は使わない。強いて言えば、先述の脇腹から脚までを棒のようにしてペダルを踏むために、体幹の筋肉を使って上半身の態勢を整える。整えるというのは左右や前後に態勢が歪み、ペダルを体重で踏んだ際の力が逃げないようにするということである。
腕については、踏む側のハンドルを引き、反対側のハンドルを押す。どちらかと言えば、押す方が大事だと思っている(ハンドルを引き続けると腕がすぐだるくなる)。ハンドルを上から掌で押すことで、上半身の態勢を支えつつ、ペダルを踏み込む側と反対側に車体を振るきっかけを与える。勾配がきつい場合には、ハンドルを引く側の力が重要性が増し、めいいっぱいハンドルを引きつつ(この時、脇は締める)ペダルを踏み込む。
ダンシングのケイデンスだが、先述の通り僕の場合は、67rpmくらいが安定しているが、ケイデンスについては個人差の大きい部分なので、心肺能力や筋力と相談し調節。僕の場合、シッティングで心肺を使いたいので、ダンシングはやや踏みごたえのあるギアで(基本的にアウター)やや筋力を使いつつ踏む。そのため、ケイデンスはやや低めとなる。
最後に、切り札として下ハンドルを持ってのダンシング(スプリント)があるが、極短時間しか持たないし、やったところでタイムの伸び幅は高が知れているし、何よりも大変きつくなるのであまりやらない。私見では、下ハンを持つことは、ハンドルを引き付ける力を推進力に上乗せできること以上に、すばやく左右に車体を振りやすくなるため、ダンシングのリズムを速めケイデンスを上げられることである。しかも、それが調整しやすい上半身の力でできるということがとても大事。とはいえ、脚がついてこれないと、体重がペダルに乗せられずかえって失速する恐れがあるため、諸刃の剣である。
ヒルクライムで何故ダンシングをするのかといえば、シッティングによる平地巡航とは違う筋肉を使いつつ、全身の体重で出力できることである。逆にいえば、長いヒルクライムではダンシングで使う筋肉を長時間酷使するため、シッティングの方が効率が良くなる(体を支えるための筋肉を使わなくて良いため)。ダンシングの方が速く登れる境目は、長く見積もっても1km程度と思っている。逆にいえば、数百m程度の短いヒルクライムであれば、ダンシングで一気に登ってしまった方がいい。
ダンシングの基本は、軽く自転車の車体を振って力を入れずに体重でペダルを落とすことだと思っている。ダンシングが気持ち良く出来ている時(おそらく350w前後)は、ハンドルを軽く振ることをきっかけに車体が勝手に振れ、ペダルが落ちるような感覚がある。その時、踏んでいる方の脚は、脇腹から足の先まで一本の棒のような感覚になる(本当に一直線というわけではない)。太ももの力で踏みつけるというよりは、骨に支えられ棒のようになった脚を通じ、体重をペダルに落とす。ペダルを6時まで落としきる前に、反対の脚で踏む準備のため、反動も使いつつハンドルごと車体を振る。僕はだいたい67rpmくらいのリズムでペダルを踏む。車体は力を入れて振るのではなく、勝手に振れてしまうという程度。ハンドルやフォークを回すのではなく、地面に対し軽く倒しこむ感覚。
勾配がきつく、体重を落とすだけでは足りない時(おそらく450w以上)は、ペダルを踏むのとは反対側の脚を腿の筋肉の力を使って引き上げ(一種の引き足)、踏む側の脚をアシストする。この引き足ブーストは体力を必要とするので、僕の場合1分程度の短時間しか維持することはできない。
ダンシングの際、基本的には上半身の力は使わない。強いて言えば、先述の脇腹から脚までを棒のようにしてペダルを踏むために、体幹の筋肉を使って上半身の態勢を整える。整えるというのは左右や前後に態勢が歪み、ペダルを体重で踏んだ際の力が逃げないようにするということである。
腕については、踏む側のハンドルを引き、反対側のハンドルを押す。どちらかと言えば、押す方が大事だと思っている(ハンドルを引き続けると腕がすぐだるくなる)。ハンドルを上から掌で押すことで、上半身の態勢を支えつつ、ペダルを踏み込む側と反対側に車体を振るきっかけを与える。勾配がきつい場合には、ハンドルを引く側の力が重要性が増し、めいいっぱいハンドルを引きつつ(この時、脇は締める)ペダルを踏み込む。
ダンシングのケイデンスだが、先述の通り僕の場合は、67rpmくらいが安定しているが、ケイデンスについては個人差の大きい部分なので、心肺能力や筋力と相談し調節。僕の場合、シッティングで心肺を使いたいので、ダンシングはやや踏みごたえのあるギアで(基本的にアウター)やや筋力を使いつつ踏む。そのため、ケイデンスはやや低めとなる。
最後に、切り札として下ハンドルを持ってのダンシング(スプリント)があるが、極短時間しか持たないし、やったところでタイムの伸び幅は高が知れているし、何よりも大変きつくなるのであまりやらない。私見では、下ハンを持つことは、ハンドルを引き付ける力を推進力に上乗せできること以上に、すばやく左右に車体を振りやすくなるため、ダンシングのリズムを速めケイデンスを上げられることである。しかも、それが調整しやすい上半身の力でできるということがとても大事。とはいえ、脚がついてこれないと、体重がペダルに乗せられずかえって失速する恐れがあるため、諸刃の剣である。