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Cycle Log

トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

3本ローラー、ポジション

2016-05-04 | トレーニング

(ブラケットポジション)

(下ハンポジション)

(エアロポジション)

 筋肉痛気味なので、LSDで回復走を兼ねてフォームの確認。3本ローラーでのLSDは、半分はジョギングのような基礎体力(筋力と肺活量)の維持、半分は野球でいう素振りのようなイメージトレーニングだと思っている。ロードバイクにおけるフォーム、特にエアロフォームの獲得については、減量やペダリングスキルに隠れて、あまり顧みられていない気がするが、速く走るにも長く走るにも重要な要素であるはずだ。ロードバイク乗りは、ほとんどの時間を空気抵抗と戦っているのだから。
 本当は動画で撮ったのだが、ブログが動画に対応していなかったので静止画で。ブラケットポジション→下ハンポジション→エアロポジション(レバー上部分)となるにつれて、背中が水平に近くなっているが、ヨーロッパのプロレースで逃げ集団が見せるような腹と背中がほぼ水平になったようなフォームは遠い。僕は骨盤を立てて乗っている(伝統的に推奨されている乗り方、あとサドルの座り方は深め)が、骨盤を寝かせないことにはあのフォームは出ない気がする。サドルを前に出して長めのステムを使い、TTバイクに近いポジションで走っているのかな(アダム・ハンセンのセッティングを参考するわけにもいかないが……)。僕は出力と腿上げスペースのためサドルを限界近くまで高くしているが、サドルが低い方が空気抵抗を少なくしやすいとも聞くし、いろいろ試してみないとどうするのが本当に速いのかはよく分からない。平地特化とヒルクライム特化と、バイクを2台持てればベストなのだろうけど。
 翻って写真を見ると、背中周りの筋肉が発達しているように見えるが、フォームを体幹で支えている感覚がないことの裏腹か。腹に空気を貯める感覚で体幹を使い、前傾を維持すると聞くこともあるが、さっぱり分からん。 兎に角、脚を軸にペダルに体重を乗せたいのだけど。
 あとは、静止画だと分からないが、僕の乗り方はかなり背中の左右ロールが大きめ。ロールすることでペダリングにリズムを生んでいるのだが、回転数を上げにくいので良かれ悪しかれである。清水都貴元選手も研究と実践を重ねあの独特のセッティングとフォームに至ったのだし、やはり研究と実践があるのみと思われる。

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