
冬のトレーニング用にフットマックスのシューズカバーを買った。もともと冬のトレーニングには、パールイズミのウインドブレイク・シューズカバー(旧版)を3シーズンくらい使い続けていたが、クリート穴を通しシューズの通気口も通って冷気がシューズの中に入ってくるので最高気温が二桁に届かない日は辛いなあと思っていたのだ。
ところで余談を挟むのだが、僕の持っているロードバイク用のビンディングシューズは3つあり、シマノのSH-R321と同SH-r171、それとSIDI(シディ)Genius5Mega(以下G5)である。それぞれ、レース決戦用とトレーニング用、トライアスロン用である。
G5であるが、ロードバイクに乗り始めの頃、何足か履き続けていたものである。このシューズの特徴はソールが柔らかいことで、履き心地が良く脚に優しい。ただし、アタックなど加速をする場面ではソールがたわみ頼りない。なので、最近は脚に優しいのと履きやすい(足を入れやすい)ので、トライアスロン用に使っている。シマノのシューズよりもG5の方がフットマックスのシューズカバーを被せやすいかと思ったので、G5に被せてみた次第。
クリートを出す用の穴をハサミで開けて、G5に被せてみたが、その後でシューズに足を入れるのに難儀した。マジックテープのバンドを外さずに足を入れるのはいかにもつらい。クリート穴が痛む恐れはあるが、シューズを履いてからシューズカバーを被せた方が楽だろう。パールイズミのようなファスナー式のシューズカバーだと、ガバッと開くことが出来るのでシューズカバーを先にシューズに被せてから足を入れやすいのだが。
フットマックスのシューズカバーを履いて走ってみると、温かいし引っかかりがなくてはき心地が良い。ファスナー式のものだと、隙間から風が入って来たり、生地が固くて引っかかりがあるのだが。ほとんどシューズカバーを履いている感覚がないというのが、とても良い。気温一桁台でも(下に履くソックスにも寄るのだろうが)大丈夫と思われる。
ただし、シューズカバーのカカトのところが直に地面に当たることもあり、スレ切れることはありそうだし、トイレを歩く時など気をつけた方が良いかなと思う。シューズカバーとしては比較的安いし、ワンシーズン使い捨てかなと思う。
フットマックスのシューズカバーは履き心地の良さは特筆ものだが、ファスナー式のシューズカバーと比べるとやはり履くまでがちょっと面倒かなとは思う。近場でやるようなインターバルトレーニングには、これまで通りシマノのシューズにパールイズミのシューズカバーを被せ、100kmを超えるようなロングライド時にG5にフットマックスのシューズカバーを被せて履くという使い分けで行こうかなと思う。

![]() | (フットマックス)FOOTMAX ロードバイクシューズカバー FXB016 ブラック S-M |
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