
Polar(ポラール) H10心拍計。特徴としては、通常の範囲だと、たぶん一番精度の良い心拍計であることと、メモリー機能により一回分のトレーニングログを自身に記録できること。そもそもポラールからして心拍計メーカーである。
購入の動機は、スイム・トレーニング時の心拍数を計測してトレーニング全体の疲労管理を行うため。水中でまともに心拍数を計測できそうなのが(アップルウォッチもできることになっているが、精度不足のようだ)、当機と同社のOH1くらいなので(個人調べ)。OH1はリストバンド型で、精度はH10に劣るがログ機能は便利な模様。接続は両者ともBluetoothである。
レビューを、と言いたいところなのだが、実はほとんどプールで使えていない。一度目はチェストストラップの締め付けが不十分でまともに計測出来なかったため。二度目は、通いのジムのプールで監視員さんに注意されて外したため。なんでも、ウォッチを含めてあらゆる装飾品を着用してのプール利用はダメらしい。プール内での破損や紛失等々、また一つ認めたらイヤフォンはどうかとか例外をどう定めるのかとか色々理由はあろうけど、トレーニング効果を高めるための器具(で人の迷惑にもならないであろう器具)をスポーツジムが積極的に排除していくというのはむしろ怠慢なんじゃないかと思ったのだけど、監視員さんには愚痴っても仕方ないので、以来プールでは使用していない。
ところで、その一度だけ使用したときなのだけど、ランやバイクを走る際の締め付けとしては十分な締め付けをしたにも関わらず、スイムの特にターン時の水圧で胸部バンドがねじれ、ズレてしまい使い物にならなかった。何度か締めましてもあまり状態は変わらなかったので、バンドのゴムが伸びる覚悟で限界まで締めまして(交換品は4,000円以上するが)どうか、といったところだろうか。あとは、トライアスロンウェアみたいに、上半身を覆うウェアを着るかだ。対策さえすれば、心拍計自体は心拍をちゃんと拾ってくれそうである。
スイムには二重の意味で使えなかったわけだけど、ラン二ング時の心拍を図るためにH10を活用しているところである。その用途ではちゃんとした心拍計。もともとBluetooth接続の心拍計を持っていなかったので、ランニング時に心拍を測りiPhoneのStravaで事績を確認できるようになったのは、一つ便利になった感じ。
スイムで心拍を測るなら、自分が利用するプールが心拍計の着用を許してくれるか確認した上、OH1を使った方が良いのじゃないかと結論した次第。なお、ここだけの話、H10の交換バンドとしては、(4,000円もする純正品ではなく)800円程度のCateyeの心拍計バンドが端子のかたちが同じため流用可能であり、使い勝手も遜色がないのでおススメ。
![]() | キャットアイ(CAT EYE) 心拍センサー装着ベルト 160-3595 |
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