価値向上に向けて

仕事人生のグチをこぼす人生から、
形而上学を学び始め、豊かで喜びに満ちた人生への軌跡

営業の仕事

2006-10-29 23:54:43 | 仕事
うちの会社の場合、
というのか、私のやり方がまずいのか・・・?

営業の仕事というのは、積み重ねがない。
ひとつのテーマについて、じっくり調べて、
なにかを創り上げていく、という過程がない。

それぞれの顧客の、雑多な要求に合わせて、
改善策を提案する。
じっくり取り組まなければならない、
そんな要求はなかなか出てこない。


開発を専属でやっていたときは、
ひとつのテーマに対して、いろんな見方をして、
いろんな方法を考えて、プレゼンの戦略なんかも考えて。
いろんなことを学んで、横展開も考えて・・・
毎日が学習と成長と、積み重ねの日々だったように思う。

今の日々、
確かに、情報量や会う顧客の数や、できる業務の数、
そんなものは増えているのだろう。
だけれども、本質的なところ、
自分で考えて、回答を見つけ出して、
それを証明すべく(裏付けるべく)確認作業をする、
そういう作業が全然できていない。

企業が企業としてやっていくには、確かに金額目標は大事なのかもしれないけど、
どこかで読んだ「最近の若いやつはお金を目標に語る。
残念だけど、そういう若いやつは伸びない」というのも確かかもしれない。
金額を目標にしてしまうと、物事の本質を追いかけることを
忘れてしまうのかもしれない。
技術屋として、お金以外のなにかを、
もっとちゃんと見据えて、仕事をしていかなければならないなぁ、と。


経営と、技術とは、ひとりの人間にとっては相容れないものなのかもしれません。
(だから盛田昭夫氏は、経営者に徹底したのかも。わからないけど。)


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2 コメント

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ビジネスの世界 (拓也)
2006-11-01 21:47:34
オレもwinさんと同じ技術者です
入社からほとんど技術畑を歩んできました
ただし、紆余曲折ありまくりです
「ほとんど」といったのは、技術関係なしの部署に配属されたことがあるからです
winさんとは違い、営業ではなく生産の部署でした
ルーチンワークに仕事のやりがいを見出せず、日々仕事をこなしている同僚を一歩引いた目で見ていました
営業と顧客に頭を下げに行くことも日課でした
毎日色々なことを考えていましたが、これも修行と言い聞かせてきました
技術屋に戻ったいまでは、その時の経験が大いに役立っていると思っています
クレームとはいえ、顧客と直接話しをできたことは貴重な経験でした
もちろん、まだまだ修行のみですがね(^^ゞ
ありがとです。 (うぃん)
2006-11-07 23:27:42
拓也さん、ありがとうございます。

最近、あまりの忙しさ、というか不本意さ・・・?
みたいなもので、いっぱいいっぱいになってしまってるかも。

みんな、言うんですね。
いろんな立場を若いうちに経験させてもらえることに
感謝しなさい、と。

いや、わかっちゃいるんですよ、ある意味で。
キライじゃない部分も、けっこうあります。

ただ、こーやって、いろんなことをちょっとずつ、
かじってる間に、
他のみんなはずっと同じ場所にいて、
専門家になっていくのが悔しいっていうのか、
なんていうのか・・・

隣の芝生は青い、ってことですかね(^^;

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