価値向上に向けて

仕事人生のグチをこぼす人生から、
形而上学を学び始め、豊かで喜びに満ちた人生への軌跡

溺愛?

2016-08-28 23:44:55 | その他
不適切な内容かもしれないけど。

最近、母に、
「なんで弟のことを甘やかすの?
 (37歳にもなって、携帯電話の使用料も、
  自動車税も、車検代も母が払ってるってどういうこと?
  私は金銭的にはなにも支援受けてないよ?)」
と訊いたことがあった。

母の答えは、
自分の兄(私たちにとって伯父)が、ろくでもない人だったから、
弟にはそうなってほしくないんだと。
そういう理由で支援しているらしい。

実際、伯父はろくでもない人だった。
お酒ばっかり飲んでいたし、
定職にも就いていなかったようだし、
お金が無くなると、伯母(母の姉)や、母にせびっていた。
自営業をやっている店に押しかけてきて、
通りの向こうから、大声で金の無心をしていたのを聞いたこともある。
ものすごく怖かった。

たしかに、ろくでもない人になってほしくない気持ちはわからなくはない。
だけどさ、逆なんじゃないかねぇ?
甘やかすと人って、どこまででもつけあがるんじゃないかな?
伯父も、祖母の代から、伯母・母と、お金を渡してきたから、
最終的にとんでもなくろくでもない人になっちゃったんじゃないのかな?

…とはいえ、
母にもなっていない私には、
母親が自分の息子をかわいいと思う、その心境はわからないんだよね。


よくさ、父は
自分のこどもができたら、自分が自分の妻を好きになったくらいに
好きになれる相手を見つけろよ、と言うんだ、と歌でもあるけど、
母は、息子を溺愛しちゃう傾向ってあるよねぇ。
自分のダンナよりも好きになっちゃえる男って、いるんだろうか???

悩みへの向き合い方。

2016-08-28 23:17:36 | 読書
新・完訳 道は開ける

オレンジ色が好きで、
ものすごく前向きな社長さんが、
この本は参考になった、何度も読み返した、
と言っていたので、改めて読んでみる。

そうそう、悩みとの向き合い方の本だった。
実例がいっぱい述べられていて、
意外と理解するの難しいなぁ、って思ってたんだった。

…あの社長でも、悩んでいる時期があったのかなぁ?


そして、今お仕事をご一緒させていただいている、
ちょっと精神的に弱い感じの別の社長さんに、
この本を勧めてみるのはどうだろう?
(逆に押しつけがましいかなぁ???)
(なんとなく、一番共感できるのは、
 忙しく活動してたら悩む暇なんかないよ、というくだりだったりするし。(笑)
 ああ、そしてこの部分は、私自身にも言えるかな?
 ついつい、時間ができちゃうと、余計なこと考えちゃうんだよねぇ。。反省。)


自己実現への挑戦

2016-08-28 22:43:47 | 読書
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

これ、いつもさがすんだよね~
ちょっと長めだけど転記しておく。

---
「得るべきところはどこか」を慎重に考えた結果が、
いま働いているところではないということであるならば、
次に問うべきは「それはなぜか」である。
「組織の価値観になじめないからか」「組織が堕落しているからか」。
もしそうであるならば、他人は確実にだめになる。
自らが価値ありとするところで働くのでなければ、
人は、自らを疑い、自らを軽く見るようになる。
あるいはまた、上司が人を操ったり、自分のことしか考えないことがある。
さらに困ったことに、尊敬する上司が、実は上司として最も大切な仕事、
つまり部下を育て、励まし、引き上げる役割を果たさないことがある。

このように自らがところを得ていないとき、
あるいは組織が腐っているとき、
あるいは成果が認められないときには、
辞めることが正しい選択である。
出世は大した問題ではない。
重要なのは、公正であることであり、公平であることである。
さもなければ、やがては自らを二流の存在と見るようになってしまう。
---

ものすごく衝撃的で、何度も何度も読み返した部分。
2006年の秋から年末にかけて、
仕事でものすごく悩んでいた時にであった言葉。
「組織が腐っている」って表現自体もものすごく衝撃で。
その腐った組織に属しているだけで、自分を低く見てしまうようになる、
ということも、自分の置かれた状況を鑑みてもそんな気がする、と。

何度も何度も考えて、初めての転職を決意した、
そんな文章でした。
(そうそう、その当時の二つの質問に対する私の答えは、
 「価値観にもなじめないし、組織も腐ってるよねぇ、どっちもだめじゃん…」
 でしたわ(笑)。
 それでも30歳手前で、女だし、技術職だしで、何やかや
 けっこう辞めるかどうか迷ったんだよねぇ(笑))

まぁ、実際、自分はそんなにすごくなりたいとか思っているわけではないし、
すごいとも思ってはいないのだけれど。
でも自分自身が、自分を低く見たり価値がないってみなしちゃったら、
それはそれで哀しいし、生きてる意味とか働いている意味ないかなぁ、
そんな姿勢でお客様と相対するのも失礼な話だよなぁ、って思ったので。

公正であり、公平でありたい。それはそれで変わることのない想いなので。

鈍感力。

2016-08-20 22:29:06 | 仕事
営業をうまくやるには、
ある程度の鈍感さが必要なのかも。

最近つくづくそう思うことがいくつか。

そういう意味でも、もしかしたら向いてないよね…
今の選択が最善だったようだわ(笑)

勉強会の講師をしたのだけれど、
それを後からweb閲覧したお客様から、レジュメをくれと言われ、
レジュメ(要約資料)は渡したんだけどなぁ?って思っていたら、
しゃべった内容のすべての資料を渡してくれ、ということらしい。
しかも、その依頼がメールで、本文には用件のみ。
「レジュメがないと不便なんですが」的な書き方で。

普通さ、何かを提供してもらう=お願いごとをするときって、
自分が客であれ、下手に出るっていうか、
丁寧にお願いするよね?(ちがう???)

どうやら、その人、お客様の会社に勤めてまだ社歴も浅い、
ある程度若い人物らしい。

どーせ、会社から勉強会のレポート提出でもノルマにされてて、
〆切ギリギリでやっとweb閲覧して、
理解もできないし、手間もかけたくないから資料寄越せと言ってきたんだろう、
って感じ。

それなのにわが社の営業担当者は、
「一生懸命web見てくれているみたいだし、資料提供を」と言ってくる。

…私たちの実際のお客様の情報が入っているので、今回は資料は提供でいないと
再三事前のメールでもwebでも勉強会の席でもお伝えさせていただいているし、
その代わりに知識にかかわる資料は多めに作って配布もしたし、
さらには勉強会後のアフターフォローの議論シートまで作ったのに。

本当に一生懸命理解しようとしたり、勉強したり、そこで得た知識を身に着けようと
される方なら、簡単に資料くれ、とか言わずに、議論のほうを活用するんじゃないだろうか?

何でも簡単に手に入ると思うな、バカヤロウ!!
と、相手はお客様だけれども、言いたくなってしまう。。。

この事例では、わが社の営業担当者の鈍感さ=人を見る目のなさ?
みたいなものに、感心させられたよ。
ダメな子でも、一生懸命な人だと褒めてみるところから始まるんだろうねぇ。
私だと、見込みなさそうな子に時間かけるの、もったいな~い、って思っちゃうけどね。


とか、
今月で契約終わりそうなお客様に、敢えて状況確認のお電話差し上げられる先輩とかね。
(いや、これ、私的には本当に、サービス内容にご納得いただけていなかったんだろうな、
 って思う分部も無きにしも非ず…
 理由は聞きたいけれど、契約続行は諦めちゃうパターンかも。。)

とか、
本気でどこまで不感症なんだ???と思わされるような先輩とかもいるしね。
(何度納期やぶりをされて、そのたびにイヤミSNSを送ったことか…
 でもちっとも響いてなくて、また同じこと繰り返されるし…)
でもその図々しさがあるからか、契約はしつこく当たって取ったりするんだよねぇ。。。


良い仕事さえしてれば、仕事はついてくる、っていうのはうそだわ。
(自分のお客様にはそう言っているけれど、自分事となるとそうそううまくやれないもんだね、やっぱり。)


ああでも、鈍感な人にはなりたくないなぁ、
人には得手不得手がある、って割り切って、組織人してるってわけにはいかんかねぇ?
将来考えて、ちゃんと独立できるように、そういうところも準備しとかなきゃ、、ですかねぇ?


お役立ち、だけじゃ価値がない

2016-08-20 19:36:10 | 仕事
2年間、支援(経営アドバイス)を続けさせていただいた企業から、
今月をもって契約解除、というお話をいただいた。

お盆休み前の連絡だったので、
一緒に行っているリーダーは一旦、お盆休み明けに連絡を取り、
詳しい状況を確認する、と言っている。

まぁ、しかし、
経営者として正しい判断だ、という気もしている。

自動車部品関係を取り扱う企業で、
エアバッグのリコール問題のあおりを受けて、
2年前に立てた計画通りに進捗していない。
今後についても厳しい見通しになっている。

そんな中で、決して安くはないコンサルフィーを毎月払い続けるよりも、
自助努力でなんとかしよう、と考えたのであれば、それは正しい。

ただし、この企業、経営陣に3家族ほど入っていて、
少しややこしい状況で、たぶん会長の一声で決まったのだろうと思うと、
この2年間、その関係をなんとか変えようと取り組んできた成果は
なにもあがっていないのかな、と思うと無力感は感じざるを得ない。

…とはいえ、ここ数か月については、
特に決まったテーマに取り組むでもなく、
継続的に行っている経営会議、品質会議への参加、および突発の困りごと対応
といった感じで、大きく何かを変えるような支援ができていなかったことも確か。
一方で、社内の体制を大きく変えようという取り組みも道半ば。
こちらはすぐに成果につながるわけではなく、なかなか理解されていなかった部分もあり、
心苦しいところはあるが。

さて、どうなることやら。
なにかしら、次の一手を考えておくべきかしらね?