cuissonの日記

料理と猫日記

トリッパとセンマイ

2008年02月12日 21時19分48秒 | Weblog
こんばんわ、CUISSONです。
今日のランチではふきの葉のナンプラー炒めや国産手羽元のハーブ煮が並びました。
昨日から初めての素材をいじっております。
トリッパとセンマイ。
牛の胃袋、トリッパは日本名でハチノスと呼ばれております。
牛は4つ胃袋があります。一つがハチノスで一つがセンマイ。
ハチノスは文字通り、蜂の巣。見た目ちょっとグロテスクです。
原型はまさに袋状態。よく動物の胃袋に水をいれて水筒代わりにしたという古代の移動民族の話を思い起こさせます。
昨日から煮込み始めております。
最初下湯をした時点で味見。
・・・まるでタイヤを食べている様です。
飲み込めません。どうしても飲み込めず・・・店主は食べ物で初めて食べられないという事態になりました。
体が食べ物では無いと拒否しているかのようなゴムの食感です。
でも。イタリアではこれを美味しいといって大人気なのだし。
きっと食べれるはずだととりあえず煮込んでみました。
味が無いので刺激的な味がいいだろう。と思いトマト味にレッドカレーテイスト(にんにく、レモングラス。シャロット。ガランダー。唐辛子、コリアンダー、胡椒、酢など)でスパイシーに。
二日目朝。試食しましたがやはりゴムです。
ですが、朝煮込み、昼煮込み。夜煮込み。
6時間ほど煮込んだら変化が出ました・
やわらかくなって。
独特の食感がいい感じです。
これは、後2日したらとてもいい感じで美味しくなる予感です。
とても楽しみです。皆様に美味しくなったトリッパをお届け出来る様がんばります。

さて、もう一つの胃袋センマイですが。
これも癖がありそうなのでソースとクミン、にんにくの芽で煮込んでおります。
表面のぶつぶつが怖いセンマイです。
しかしこれは二日目の煮込みでいい感じになってきました。
内臓系の独特な食感と味があります。
もう一日煮込んだらお客様にも喜んでいただける味になると思います。


CUISSONは新しい素材も果敢にチャレンジしていきたいと思っております。
ぜひ遊びに来てやってください。
よろしくお願いします。


将軍様
昨日はありがとうございました。
水道は無事治りました。
水漏れがした時。つい業者に頼んでしまうたちなのですが、自分でやってきたら案外簡単に直るものですね。
まず人に頼むより自分でやってみようっという心構えでこれからもがんばります。
ありがとうございました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。