
2005年春 、楽してパンが手作りできるらしい「電子レンジでパン生地、という内容の本」を宅配生協のカタログで見つける。生地をチンで作れれば楽だわ。
またパンでも作るかな。試してみるが、食べたいパンではなかった。電子レンジを前にあたふたとする作業も、慣れて手際が良くなるまで極めたいとは思わなかった。悪いけど、「ごめんなさい」。残念。
そんな気分の時、ビニール袋の中で生地をこねる「ズボラな奥さん楽してパン、という内容の本」に出会う。また宅配生協のカタログである。なんだか、嵌められている気がしないでもないが、
パンが焼きあがるあの匂いよ、ふたたび。先程の電子レンジ・・のパンよりは口に合う。だが、ズボラはなずの手順に振り回され、こんなはずじゃぁ。またまた、「ごめんなさい」。

そんなこんなで、レンジチンパンとズボラビニールパンが私の
パンを焼きたい気分を大いに刺激する。10年ぶりに 「オレンジページ1994年7月2日号、だれでも焼ける!手作りパン」 「オレンジページCooking1995秋号、手作りパンの本」 を紐解き、パン焼き生活復活。
しかし、敵は思わぬ所に潜んでいた。腰は痛いわ腕も重いわ疲れが微妙に蓄積していく。若さの消失に愕然となる。
嗚呼!!
こねで額に汗せずパンを焼く方法や如何に!・・・・・・