シリアの国旗は、1980年に制定された。この国旗のデザインは、1958年から1961年の間も使われていた。
シリアの象徴の一つ。この国章はシリアの鷹あるいはクライシュ族の鷹と呼ばれ、1946年4月17日の独立時に適用された。エジプトとの短い統合(アラブ連合共和国)の際には、サラディンの鷲と呼ばれるシンボルを用いていた。
鳥を用いた紋章の多くとは異なり、シリアの鷹は右を向いている。胸にはシリアの国旗を縦向けにした盾を抱え、2本の月桂樹の枝が交差している。鷹は足のかぎづめで「シリア・アラブ共和国(Al Jumhuriyah al Arabiyah as Suriyah、アラビア語: الجمهورية العربية السورية)」と書かれた帯を持っている。
シリア・アラブ共和国、通称シリアは、中東・西アジアの共和制国家。北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと国境を接し、北西は東地中海に面する。首都はダマスカス。
なお「シリア」という言葉は、現在の国家ではなく、周辺のレバノンやパレスチナを含めた地域(歴史的シリア、大シリア、ローマ帝国のシリア属州)を指すこともある。
出典: フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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