下記のとおりGRIPSフォーラムを開催いたしますので、奮ってご参加くださいますよう御案内申し上げます。
日時: 11月12日(月) 16:40~18:10
場所: 政策研究大学院大学 1階 想海楼ホール
講演者:青木 保氏 (国立新美術館長)
演題: 「文化力の時代―21世紀アジアの文化と国際・地域関係」
言語: 日本語 (英語同時通訳付き)
[講演概要]
政治力や経済力や軍事力については常に議論が盛んであるが、文化力についてはほとんど語られることもなく、この言葉も用いられない。しかし、これはおかしいといわなければならない。人間が生きてゆくための価値も希望も喜びも文化なくしてはありえないからだ。もっともっと文化について、その力について考え語り議論しなくてはならない。
21世紀のアジアでは様々なレベルで「文化交流」が盛んになっている。また各国各地域は文化の力をようやく認識し始め、文化の創造と振興に力を注ぎ始めている。この傾向を歓迎し、本格的な「文化力の時代」をアジアに実現する必要がある。なぜならば、それが21世紀アジアの平和と発展の基盤を築くからである。本講演では、様々な角度から文化力の問題を捉えてみたい。
[講演者略歴]
文化人類学者・文化政策研究者
東京生まれ。
東京大学大学院で文化人類学を専攻・大阪大学で博士号取得(人間科学博士)
大阪大学、東京大学、政策研究大学院大学などで教授を務め、2007年4月-2009年7月文化庁長官。2009年8月から青山学院大学大学院特任教授。
この間、タイ・国立チュラロンコン大学研究員、米ハーバード大学客員研究員、仏国立パリ社会科学高等研究院客員教授、独コンスタンツ大学客員教授なども務めた。
日本民族学会(現文化人類学会)会長(1994-1996、現在名誉会員)。日本文化政策学会顧問。
1965年以来、タイ、スリランカなどのアジア各地、英国、ドイツ、フランスなど西欧各地、中国などで文化人類学・文化政策学研究のフィールドワークに従事。1972年から73年にかけてバンコクのタイ仏教寺院で僧修行を行う(「タイの僧院にて」中公文庫、にその体験を書いている)。
受賞:サントリー学芸賞(1985年) 吉野作造賞(1990年) 紫綬褒章(2000年)
著書:近著に「『文化力』の時代」(岩波書店、2011年12月刊) 「作家は移動する」(新著館、2010年)。その他、「多文化世界」「異文化理解」(以上、岩波新書) 「儀礼の象徴性」(岩波現代文庫) 「アジア・ジレンマ」(中央公論新社) 「『日本文化論』の変容」(中公文庫)など多数。
*ご参加いただける場合は、お手数ですが11月9日(金)までにお名前・ご所属・ご役職・連絡先を下記担当まで電子メールにて、お知らせください。題名は変えずにそのままご返信くださいますようお願い申し上げます。
<GRIPSフォーラムとは>
政策研究大学院(GRIPS)は1997年の設立以来、政策研究に特化した唯一の大学院大学として様々な政策課題についての教育・研究を進めております。本フォーラムでは、GRIPSが持つ政策研究に関する広範なネットワークを活用し、各界のリーダー(政府関係者、行政官、産業界、研究者など)や本学関係者から、各種政策課題に関する貴重なお話を伺います。フォーラムは日英の同時通訳にて行い、学内外から広く聴講者を募集します。
******************************
政策研究大学院大学 (GRIPS)
国際交流・広報課
TEL: 03-6439-6037 FAX: 03-6439-6030
E-mail: gripsforum@grips.ac.jp
URL: http://www.grips.ac.jp/jp/
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日時: 11月12日(月) 16:40~18:10
場所: 政策研究大学院大学 1階 想海楼ホール
講演者:青木 保氏 (国立新美術館長)
演題: 「文化力の時代―21世紀アジアの文化と国際・地域関係」
言語: 日本語 (英語同時通訳付き)
[講演概要]
政治力や経済力や軍事力については常に議論が盛んであるが、文化力についてはほとんど語られることもなく、この言葉も用いられない。しかし、これはおかしいといわなければならない。人間が生きてゆくための価値も希望も喜びも文化なくしてはありえないからだ。もっともっと文化について、その力について考え語り議論しなくてはならない。
21世紀のアジアでは様々なレベルで「文化交流」が盛んになっている。また各国各地域は文化の力をようやく認識し始め、文化の創造と振興に力を注ぎ始めている。この傾向を歓迎し、本格的な「文化力の時代」をアジアに実現する必要がある。なぜならば、それが21世紀アジアの平和と発展の基盤を築くからである。本講演では、様々な角度から文化力の問題を捉えてみたい。
[講演者略歴]
文化人類学者・文化政策研究者
東京生まれ。
東京大学大学院で文化人類学を専攻・大阪大学で博士号取得(人間科学博士)
大阪大学、東京大学、政策研究大学院大学などで教授を務め、2007年4月-2009年7月文化庁長官。2009年8月から青山学院大学大学院特任教授。
この間、タイ・国立チュラロンコン大学研究員、米ハーバード大学客員研究員、仏国立パリ社会科学高等研究院客員教授、独コンスタンツ大学客員教授なども務めた。
日本民族学会(現文化人類学会)会長(1994-1996、現在名誉会員)。日本文化政策学会顧問。
1965年以来、タイ、スリランカなどのアジア各地、英国、ドイツ、フランスなど西欧各地、中国などで文化人類学・文化政策学研究のフィールドワークに従事。1972年から73年にかけてバンコクのタイ仏教寺院で僧修行を行う(「タイの僧院にて」中公文庫、にその体験を書いている)。
受賞:サントリー学芸賞(1985年) 吉野作造賞(1990年) 紫綬褒章(2000年)
著書:近著に「『文化力』の時代」(岩波書店、2011年12月刊) 「作家は移動する」(新著館、2010年)。その他、「多文化世界」「異文化理解」(以上、岩波新書) 「儀礼の象徴性」(岩波現代文庫) 「アジア・ジレンマ」(中央公論新社) 「『日本文化論』の変容」(中公文庫)など多数。
*ご参加いただける場合は、お手数ですが11月9日(金)までにお名前・ご所属・ご役職・連絡先を下記担当まで電子メールにて、お知らせください。題名は変えずにそのままご返信くださいますようお願い申し上げます。
<GRIPSフォーラムとは>
政策研究大学院(GRIPS)は1997年の設立以来、政策研究に特化した唯一の大学院大学として様々な政策課題についての教育・研究を進めております。本フォーラムでは、GRIPSが持つ政策研究に関する広範なネットワークを活用し、各界のリーダー(政府関係者、行政官、産業界、研究者など)や本学関係者から、各種政策課題に関する貴重なお話を伺います。フォーラムは日英の同時通訳にて行い、学内外から広く聴講者を募集します。
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政策研究大学院大学 (GRIPS)
国際交流・広報課
TEL: 03-6439-6037 FAX: 03-6439-6030
E-mail: gripsforum@grips.ac.jp
URL: http://www.grips.ac.jp/jp/
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