9月23日から30日までカナダのイエローナイフとバンフに旅行して来ました。
23日~25日までイエローナイフでオーロラ鑑賞を、26日はイエローナイフからバンフに移動して、27日はヨーホー国立公園を、28日はコロンビア大氷原を観光して来ました。

カナダは今年山火事でとても大変だったようで、日本の国土の3分の1が山火事で焼失したそうです。カナダ全土で山火事があったようですが、イエローナイフも例外ではなく、8月18日から9月6日までイエローナイフの街の住民全員(2万人)が避難しました。8月18日~9月15日までのツアーは全てキャンセルになりました。我々は23日からでしたので、9月6日以降イエローナイフの住民が戻って来て、観光客の受け入れを整えてくれましたので、我々は辛うじて旅行出来ました。
しかしながら、山火事が完全に収まったわけではなく、9月23日時点でイエローナイフの周りの山火事は今年103件あった山火事は未だ35件燃えていました。

(赤丸は未だ燃えているところ、黒丸は山火事は消えています)
近くではイエローナイフから15km離れたところで燃えており、風向きによってはイエローナイフに煙が入って来ました。
実際我々がイエローナイフ空港に到着する直前に飛行機は煙の中に突っ込み、着陸出来るのか心配になりましたが、流石パイロットは無事着陸させました。
イエローナイフはオーロラの軌道の真下にあり、3日滞在すれば、1日はオーロラが見えるそうです。
今回オーロラビレッジでは3日間オーロラ鑑賞しました。
初めの2日間は曇って全くオーロラを鑑賞することが出来ませんでした。
3日目(9月25日)もあまり期待していなかったのですが、バスでオーロラビレッジに着いたとたんオーロラがきれいに見えました。
カメラを取り出す間もなく、消えてしまいましたが、この日唯一カラーで見えました。
この日はオーロラは度々みえ、オーロラカーテンとオーロラが揺れる動きは見えましたが、肉眼では基本的に白く、カラーでは見えませんでした。
しかし、明らかにオーロラであることは分かりました。

(上の写真はオーロラビレッジのもので、またこの日のものではありません。)
カメラを通して見ると緑の部分がで見えるようでしたが、私は混乱してカメラをマニアルに設定できず、写真を撮ることができませんでした。
オーロラビレッジには20個のテントがあり、各テントにはまきストーブがあり、温かい飲み物が置いてあります。
1つのテントに一緒に行った20名のツアーメンバーが入りました。
オーロラが観られる条件は、天気が良いことと、暗いことだそうです。
従ってこのオーロラビレッジではなるべく暗くする策がとられていて、ビレッジ内の道が何とか分かる最低の燈が灯されていました。
各人に小さな懐中電灯が配られましたが、これも手先のものが何とか認識できるようなものでした。
勿論カメラのフラッシュやスマホ・ライトの使用は禁止です。
オーロラビレッジで毎日オーロラの評価をしており、我々のツアー期間中、9月23日と24日の評価はレベル1~5のレベル1、9月25日はレベル4でした。

因みにオーロラビレッジのオーロラレベルはの評価は以下の通りです。
レベル1:雲に覆われオーロラが出現していない又はオーロラが薄く肉眼で見えない。
レベル2:薄く白い雲の様なオーロラ。動きのないオーロラだが肉眼で見える。
レベル3:誰が見てもオーロラと分かるが動きのないオーロラ。
レベル4:明るく鮮明な動きのあるオーロラが見える。カーテン状のオーロラが見える。
レベル5:真上で動きの活発なオーロラが見える。ピンクの光が肉眼で見えオーロラ爆発が発生する。
オーロラビレッジのサイトに我々が鑑賞した9月25日の動画が掲載されましたので、そこから1枚写真にさせてもらいましたので、以下に掲載します。

今回オーロラ鑑賞で纏めさしてもらいましたが、次回はバンフ国立公園、ヨーホー国立公園とコロンビア大氷原の観光を掲載します。
(このブログに掲載したオーロラの写真は全てオーロラビレッジのもので、引用させて貰っています。)