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ジャズピアニスト小川理子さんの「音の記憶 技術と心をつなげる」を読んで

2017-03-25 10:17:19 | ブログ・写真集
mohsunは小川理子さんはジャズピアニストが本職と思っていたのですが、先日毎日新聞の日用版「日曜くらぶ」で「パナソニック役員、ジャズピアニスト 小川理子さん」の見出しで特集されており、その中で紹介されていた「音の記憶 技術と心をつなげる」(文芸春秋から出版)と言う本を知りました。
 

本を取り寄せようと思って、アマゾンをアクセスすると電子書籍版(Kindle版)もあることが分かり、早速購入し、ipadにダウンロードして読みました。
この本を読んでジャズピアニストよりも、むしろ松下電器産業に入社して音響研究所から多々の仕事をして、今テクニクスブランドの復活プロジェクトの責任者(役員)で企業人でした。
2003~2004年ごろ、ストライド奏法の小川理子さんが話題になり、小川理子さんのピアノソロのCD「Jazz A Mine」を買ったのですが、クラシックや赤い靴等の身近な曲をテンポの良い軽快なジャズとしてまとめていて、とても聞きやすいアルバムと思っていました。
小川理子さんのストライド奏法と言うのは、本場アメリカでも演奏する人は少なくて、アメリカで喝采を浴びて一躍有名になったのを記憶しています。
今までに14枚のCDを出しているそうですが、その中で「It's All About Love」は英国のジャズ専門誌で年間ベストアルバムに選ばれているそうです。このアルバムは是非購入したいですね!

小川理子さんは音響研究所で金管楽器型スピーカーや超薄型スピーカー等ユニークな製品を生み出して来たそうです。
今は、テクニクスの復活システムとして、デジタルとアナログの融合を図ったシステムとして、世の中に出しているようです。
最高級品は一式約500万円とのこと、普及品は一式50万円との事です。
この最高級の500万円のシステムを買う人はどんな人でしょう?
プロのアーティストとかそれに近い人(リスナー)は持っている耳が違うのですね!
この本の中でもホールの前から10列目で聞くオーケストラの迫力を再現したいと書いていますが、システムを生かすための部屋の造りも重要になりますので、庶民には遠い夢の存在です。
今度ホールで音楽を聞く時は前から10列目を意識したいと思います。
本全体を通してパナソニックの役員であることもあって、テクニクスの宣伝を感じるところがありましたが、目から鱗のところもありました。
mohsunはうっかりしていたのですが、CDは音楽を圧縮して記録していますが、ほぼ完成していると思っていました。
ところが記録量が圧倒的に多いDVDになって、当然DVDの新たな規格が作られていましたが、映像規格が主で音楽の規格はCDの規格をそのまま用いていると考えていました。
しかしながら、DVDオーディオ規格としても新たに造られていて、DVDオーディオプレーヤー(DVDプレーヤーではありません)は従来のCDとは違ってCDでは表現できない帯域の音も捉えていてより臨場感に近い、アナログの機器に近い音源を記録・再現出来ているようです。
DVDオーディオプレーヤーについて勉強し直さないといけないようですね!
一流のアーティストで一流のエンジニア(研究者)と言う人がいるのですね!
でもこう言う人がいないとほんとの音源を再現することは出来ないなと改めて思いました。
テクニクスについては余り知れませんでしたが、きっとすばらしい製品なのではと、この本を読んでの感想です。


読響シンフォニックライブで川崎に行って来ました

2017-03-03 00:11:25 | ブログ・写真集
今年初めての読響シンフォニックライブの公開録画がミューザ川崎シンフォニーホールでありましたので行ってきました。

読響シンフォニックライブの公開録画は年に2~3回あるのですが、今年初めての公開録画がミューザ川崎シンフォニーホールでありました。
毎回抽選で中々チケットが手に入らないのですが、幸いにもmohsunは抽選でも最近は毎回入手出来ています。
今回は公開録画があることを知って、申し込み終了までの期間が短かったので、ダメ元で申し込んだのですが、チケットを入手する事が出来ました。
今回のミューザ川崎シンフォニーホールには公開録画で初めて行きました。
ホールは舞台を中心に客席が円形に配置されているんですね!
mohsunは舞台横の2階席でした。
演奏者との距離が近くて良かったです。
今回座席は空席が目立ちました。
多分チケットの応募期間が短かったことと、東京の音楽ホールが使用されないで川崎だったので、場所の問題も影響していたのではと思いました。
プログラム2部構成で以下の通りでした。
第1部
・シューマン作曲ピアノ五重筝曲変ホ長調から第1楽章
・シューマン作曲ピアノ協奏曲イ短調
いずれもピアノは小林愛実さん、指揮は田中裕子さんでした。
第2部
・ストラヴィンスキー作曲バレエ音楽(ペトルーシュカ)
ピアノ松本一将氏、指揮は田中裕子さんでした。

1部の小林愛実さんは2010年10月に行われた読響シンフォニックライブの前身の深夜の音楽会の公開録画に出演されてその時はショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏されました。
この時も公開録画に行きましたが、当時15才だったと思います。
素晴らしい演奏でビックリしましたが、今回6年ぶりの演奏会でとても楽しみでした。
すっかり大人になっていましたね!
指揮者の田中祐子さんも若手の指揮者で燕尾服を着てとても可愛かったですね!
普段指揮者は聴衆に対して背中を向けていますが、席が舞台横の為、演奏中の顔が良く見えて、踊るような指揮がとても印象的でした。
第2部のペトルーシュカはバレエ音楽ですが、特徴的な和音で構成されていてとても良い曲ですね!
このペトローシュカは4月20日(木)の午前2時29分からの日本テレビ「読響シンフォニックライブ」で放送されるようです。