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one phrase×one story

心に残る言葉には、きっとなにかが込められてる。そんな言葉を紡いでいきます。

韓国旅行記 四日目

2006-08-27 03:48:28 | 旅行
 最終日は午前中しか動けないので、大学へ行きました。

 新村にある韓国の慶応大学「延世大学」へ。
みんな家に冷房ないから、夏休みでも勉強しに学校行くみたい。
その人たちについていきました。

 キャンパス内は、とっても広い。
車道が4本+歩道が両側6mずつ。
一つ一つの建物も大きいので、圧倒されました。

 道沿いに歩いてたら、食堂らしき建物が。
中に入って聞いたら、10時に購買が開いて、昼食は11時から営業開始。
朝飯食べにきたので、横の建物を探してたら、食堂発見。
どうやらファストフードの店らしい。
注文方法が分からないので、とりあえずジェスチャーと片言のハングル(いくら?って聞いた)でコミュニケーションを図る。
焦って食器を床にぶちまけました・・・
昨日も南大門市場で、木のフォークが入ったガラスのコップ割っちゃったし・・・。
ほんとへコミました。
周囲には5、6人ほど居て、教授と学生の視線を痛いくらい感じました。
調理してるおばちゃんが、親切にも、出口にあるレジを指してなんか喋ってたので、レジへ向かいました。
イチゴ牛乳のパックを持って、レジに行き「トースト」と言って指で四角を作ると、通じたのか、レジ打ってくれました。
レシートと別についてる半券を持っていくと、おばちゃんが既に作ってくれていて、「ここで食べるの?」とジェスチャーで聞いてくれたので、頷きました。
なんとか席に付いて、食べ始めたら、ストロー貰うの忘れたのに気付きました。
もう、面倒だったので、直接口つけて飲みました。
かなり意地汚い・・・。
キャベツ・玉ねぎ・人参の入ったタネを卵で包んだ黄色い具に、ケチャップをかけて食ぱんで挟んだ一品。
お好み焼きのオムレツバージョンみたいな味がしました。

 図書館に行きたくて、事務のおじさんに聞いたら、英語分かんないらしく、歩いてた学生捕まえて、私を案内するように言ってました。
「どこ行きたいの?」と英語で聞かれたので、「図書館」と答えたら、ついて来いと言われ、図書館に案内してくれました。
「IDカードないと入れないよ。」と言われたので、「じゃあ、係りの人に頼んでみる」と答え、自動改札の前でお礼を言って分かれました。
係りの人も、英語分かんないみたいで、英語できる人と電話で話しました。
「日本から来た大学生なんですが、中に入りたいです。」と簡単に用件伝えると、OKしてくれました。
簡単に英語で館内の説明を受け、中を見て回りました。
蔵書数が半端じゃない。
1段に30冊入る5段の本棚を横に3列並べて、それが等間隔でフロア全体に。
PC検索できるけど、それでも、探し出すの一苦労といった感じ。
 一番上の5階は自習室と新聞スタンド。
新聞を一枚ずつケースに入れて、立ちながら読む。
 4階は古い本。日本語の体操の本なんかもありました。
 3階は卒論と新聞。
ハングルや英語の新聞が置いてありました。
バックナンバーも充実。
 2階は新しい本。ギリシャ時代の挿絵が入ってる本があったので、それを読んで、出ました。
 1階は検索PCと自習室。
各階にロッカーとセンサーゲートがありました。
あれだけ広いと、貸し出し処理せずに持ち出してもばれなさそうだからかな。
バーを押して入るもの、ちょっと面倒だった。

 チェックアウトの時間(12時)を少し過ぎてしまいました。
荷物を預け、梨泰院のショッピングセンターへ。
韓布の巾着袋とトートバックを買いました。
韓国では、ゴミ削減のため、袋は有料(百貨店、免税店、市場を除く)。
コンビニでも、バーコード登録したら、そのまま商品渡されます。
だから、みんなマイバックを持っています。
よって、いたるところでバックを売っているのです。

 食堂で石焼ビビンバを食べ、教会とイスラム寺院を見学。
しかし、イスラム寺院で思わぬことが。
中に入ったら、アラブ系の男性が6人くらいしか居ませんでした。
「どっから来たの」と英語で聞かれたので、日本と答えると、男の人が手招き。
外に出て、英語で「この前ここに来た人で、日本に今居るイスラム教信者がいるんだ。」と言われました。
なんとなくきな臭い感じがしたので、帰ろうとすると、電話に出てと言われました。
日本語で電話の人と話し、迎えの人が来る時間だからと走って逃げました。
多分、勧誘だったんだろうかと。

 行きも帰りも1人で来てるのは私だけでした。
帰りは私を入れて3人。
夫婦の方だったので、色々話をして、空港まで行きました。

 空港で荷物を預け、免税店でウォンを使いきり、ぶらぶらしてたら、「伝統工芸無料体験教室」なるものが。
うちわに色をつけるだけなんですが、かなり時間がかかりました。
私が始めた頃は、スペイン・オーストラリア・フランスの人がいたんですが、飛行機の時間が迫っていたのか、はたまた飽きたのか、どんどんいなくなり、私が終わる頃には日本人しかいませんでした。(私が乗る飛行機のゲートに近かったというのもあるだろうけど。)
ちなみに、左が私の作品で、右は見本です。

 キャビンアテンダントは忙しい。
なにせ、ブランケットを頼んで、30分も持って来れないくらいだから。
最終的に言いに行って、もらいました。
声をかけようにも、すごいスピードで歩いてるから、「すいません。」の「す」を言い切る前に1m離れてる。背中に声をかけても通じないなら、来たときにと思ったら、正面しか見てないから、座ってると見えないらしい。
ここまでないがしろにされると、怒りを通り越して悲しくなってくる。
わざわざボタンで呼び出す用でもないから、ボタン押さなかったんですが、押さない限り気付いてくれないのね。
なんて視野が狭い人たちなんだろ。

 荷物の受取はかなり時間かかった。
早めに預けたので、私が受け取り場所に着いた頃には流れてしまったらしく、2周目になるのを待つ羽目に・・・。
受け取って、振り返ったらほとんど人がいませんでした。

 帰りは一番安い電車の乗り継ぎ方で帰ったら、家に着いたの23時になっちゃいました。
まあ、いいか。

こんな感じでした。


 

韓国旅行記 三日目

2006-08-27 02:50:22 | 旅行
 いよいよ繁華街、明洞と南大門へ。

 南大門に行ったはいいが、所持金が約400円。
なにも買えないので、銀行が開く9:30まで店を見て回る。

 銀行で換金して、親からのリクエスト「ぺ・ヨンジュングッズ」を購入。
鉄の箸とスプーンを買って、コチュジャン・柚子茶・海苔を購入。
海苔買ったすぐ先の海苔屋のおじちゃんが、「あそこの海苔、悪い海苔。」と言ってきました。
僻みなんか、本当なのか。
多分両方だろう。
買ったとこの兄ちゃん、いやに気前が良かった。
すぐにまけてくれたし。
日本語ペラペラなあたり、かなり胡散臭い。

 「貨幣金融博物館」という建物が、明洞への移動途中にあったので寄ってみた。
入場料無料で、涼しくて、人が少ないからゆっくりできました。
ただ、ハングル表記しかないパネルも多かったので、イラストで理解するしかない場面も。
小学生低学年の子達が、夏休みの宿題やりにきてました。
同伴の母親以外で見に来てる大人は私だけ。
かなり目立ってたかと。
欧米各国の貨幣も展示してあり、ためになりました。

 明洞は地下街を移動しました。
午後についたので、日差しが強くて・・・。
さすがに整備されていて、道幅も広く、個々の店もきれいでした。
メインストリートで、傷痍軍人が2人、テープ音楽を流しながら居ました。
時々通り過ぎる人が硬貨を入れたりしてました。
足にゴム製のヒレをつけてたり、上半身しかない体を、キャスター付きの台に乗せて移動してました。

 顔のパックやメガネのオーダー、ココナッツソフトにTシャツワゴンセール。
満喫しました。

 「明洞栄養粥専門店」で国産あわびの粥を食べました。
村山元総理を訪れたらしい。
食べてたら、どんどんOLやサラリーマンが入ってきました。
あわびもしいたけ切ったみたいなサイズで入ってました。

 カルクッスといううどんとシュウマイみたいな形をした餃子を食べました。
「美味しんぼ(山岡さん)」情報によれば、持ってすぐに皮が破けるのは、冷凍の証。
・・・すぐに破けて、中のスープがだだもれ。
薬味が足らないのか、肉が悪いのか、臭みが強くて口に合いませんでした。
うどんは美味しかった。
ただ、アサリだしではなく、チキンスープなので、あっさりした感じではありませんでした。

ロッテ百貨店の地下食品街はきれいで広い。
キムチの試食したら、おばちゃんに「日本人は試食ばっかで買ってくれない」とぼやかれ、買う羽目に。
きゅうりと大根のキムチと海苔の佃煮を買いました。

太刀魚がぶつ切りで売られてたり、チェリーのバームクーヘン(ピンク色!)があったり、寿司も売ってました。

 免税なので、飲み物も安かったので、購入。
下がペットボトルなのに、蓋は缶という飲み物を発見したので、購入。
ライチソーダ。
触ってもあんまり冷たくないけど、飲んでみると冷たくて、ちょうどいい。
ただ、分別どうするのかは、謎。



韓国旅行記 二日目

2006-08-27 02:19:59 | 旅行
 世界遺産と市場を目当てに行動しました。

 地下鉄を使って、鐘路という駅へ。
公園で朝飯食べつつ、時間つぶそうと思ったら、門が閉じてた。
出店でなんとかハングルで会話し、オデン(油揚げと麩の中間みたいな奴をだしで煮てある)を食べる。
昌徳院の日本語ガイドは9:30開始(チケットは9時発売開始)なので、パン買って、見つけた公園で一休み。
平日だから、爺ちゃんがゲートボールやってたり、ばあちゃんが犬の散歩してました。
パンは、ショートケーキのスポンジみたいな色・味・姿でした。
一応「お茶味」らしいですが、縞々の部分くらいしか緑じゃない・・・。

 日本人の団体ツアー客が多く来ていて、150人くらいで移動しました。
ガイドさんの話が聞こえないので、極力前に行くよう心がけました。

 結構西洋趣味だったらしく、自動車・絨毯とソファー・電灯・カーテンも保存されていました。
「チャングムの誓い」に登場する”スラッカン”という厨房がここしか現存していないそうで、「韓国人より日本人のほうが実際に見たことある人多い」と言ってました。

 山道なので、ミュールやピンヒールで来やがったリゾート気分の女共は足痛そうにしてました。スカートはいてると、虫に食われますよ。

 天地を表す池や、庶民の生活をしたいという王のリクエストに応えた別邸、一枚岩をくり抜いて作った”不老門”。
王宮ができるより前から立っていた大木を見て、ガイド終了。

 「傳統茶院」で梨・プラム・クコの実が入ったアセロラ色のお茶と伝統餅の盛り合わせを食べました。
鎌倉みたいな調度品に囲まれ、リラックスしました。

 「参鶏湯」を食べました。
しかも、烏骨鶏の。
皮も肉も黒いんですよ、烏骨鶏。
中にもち米と高麗人参が入ってます。
スープは白い。
冷房が直に当たるところだったので、すぐに鍋が冷めてしまって、体も冷えて味わって食べられませんでした。

キムチが頼まなくても出てくるので、食べたら、めっちゃ辛い。
慌ててお粥すすったら、さっきより何倍も熱く感じて、むせる始末。
朝鮮人参のお酒も出てきたんですが、一口で体が熱くなりました。

あっちは鉄の箸&スプーンで食べるので、箸の袋を開けたら、そこには鉄の箸!
帰るとき、従業員が鉄の箸洗ってるのを見ました。

光化門を見ながら、曹渓寺へ。
途中、警察のバスや大人数乗れるバスが道沿いにたくさん停めてあったので、何かあるのかと覗いたら、公園にピンクのサンバイザーつけた人々がいっぱい。
何の集会だったんだろ?
警察いるってことは、デモか労働組合の賃上げ交渉か?

 東大門へ移動し、ファッションビルへ入ろうとしたら、休業日。
昔サッカー場として使われていたところが、市場と駐車場になってました。
あっちのビル内はかなり狭い。
一つの店が横2m×奥行き2mしかない。
必然的に品数も少ない。
しかし、日本に比べて圧倒的にテナント数が多い。
ワンフロアに100くらいは入ってる。
だから、見て回るのも大変。
大体一品ものみたいなもんだから、色違いとかなくて探すのは大変。

平和市場というところは、もっとすごい。
ビルの周りを出店が囲ってる。
なかなか入り口が見つからない。
中に入っても4階建てだったら、2階までしか店がない。
しかも店が閉まってたり、入ってないところも多数。
みんな暇だから、あちこちで集まってお喋りしてた。

日本に近いディスプレイをしてるビルに入り、ショッピング。
秋っぽいベストとネクタイ付きブラウス買いました。
あっちのゴシックな服は、髑髏やジッパーや金属類が付いてません。
すっごいシンプル。黒地にアジャスターが付いてるだけ。
ブローチが時々ついてたりするけど。
ギャルソンみたいなベストもあったけど、日常着る機会ないなと思いとどまりました。
土産用にマニキュア2つ購入。

食堂見つけて、ビビンパを注文。
水3回お代わりしました。

コンビニでおにぎりとジュース買って、ホテルへ。
新商品のおにぎり、なんだろうと割ってみたら、照り焼きハンバーグ。
韓国のりの塩味と、照り焼きの甘さが絶妙。
青リンゴジュースも美味しかった。
あっちの缶ジュースは200mlくらいの細い缶が多い。
10年前の日本みたい。
ポカリも上部が膨らんだ昔の丸っこいボトルだったし。
日本よりドライマウスの人が少ないのかな。
(ドライマウスの人は、口が乾く感じがするため、500ml飲みきれるくらい水分を取る。この症状は近年増加傾向にあり、500mlペットボトルが普及したのも、この症状の人が増えたため。発売当初はストロー入れて飲んだりしましたよね?)



韓国旅行記 一日目

2006-08-27 01:25:09 | 旅行
 やっと書く気になったので、書きます。

 初めてパスポートを使った旅行で、飛行機も初だったので、出発日はもう4時に起きてました。
5時頃の直行バスに乗り、7時に成田に到着。
10時30分離陸の飛行機なので、ゲート前で待機してました。
搭乗して、動き始めたのに、滑走路までクネクネした道を移動するので、いつ飛ぶのかもうハラハラ
鼓膜の空気圧調節も上手くいったので、映画「MI:Ⅲ」を見ながら過ごしました。

 機内食の冷たさに驚きつつ、仁川空港に到着。
中国人の団体が、換金カウンターでたむろってたので、邪魔でした。
換金したら、離れたところで集まってくれよ。
外に出れないじゃん。

 なんとか外に出て、現地スタッフと合流。
ツアー会社一緒だった人は私を入れて7人。
ワゴン車でホテルまで移動しました。
同姓同名で漢字一文字違いの人が、同乗していたので、色々お喋りしました。

 新羅免税店でホテルのチェックイン時間(15時)まで時間つぶし。
ホテルは梨泰院にとったのですが、かなり外見古くてびっくり。
中はきれいでしたけど。

 荷物置いて、狎鷗亭洞へ行きました。
ソウルで一番トレンドの町へ、韓国の宮廷料理を食べに。

 地下鉄はかなり深いところに乗り場があるので、30段くらいある階段を6回くらい降りました。

 狎鷗亭洞まで、駅から離れてるので、徒歩で移動。
ここで、地図の縮尺の罠にはまりました。
韓国の実際の距離と、地図上の距離が感覚として違うのです。
日本を歩くノリで、「あと10mくらい」と思うと、通り過ぎてしまう。
地図上で広い道路として描かれている道は、実際は車線が一つずつしかないとか。
もう、自分の中のコンパスが信じられないので、迷走。

 駐車場のおじさんに英語・日本語・ハングル混じった会話をしつつ、道を教えてもらい、なんとか目当ての店に到着。
一番乗りの客として、乗り込みました。

 注文して、出てきた料理を写真に収め、食べて、材料・味などをメモる。
さながら、食雑誌記者のように。
店側もそう思ったらしく、メニューのコピーをくれたり、料理の説明をしてくれました。
いかんせん品数が多いので、後半になると食べ切れませんでした。
食後のデザート(黒糖ドーナツみたいなのとフルーツトマトのきな粉餅包み)とお茶(アセロラみたいな色で、梨が入ってる)はさわやかで、美味しかった。

 ファッションビルにも入りましたが、ブランド品中心の店ばかりなので、すぐ出て、駅へ向かいました。

 歩道だろうと、赤信号だろうと車やバイクがやってくるので、周囲に注意を払って移動しなければなりません。
車が歩道を走れないように、高さ50cmくらいの石の突起物が置いてあるところも。
ゴミ箱があちこちにあるので、町全体としてきれいでした。