『ドクムシ』とは、合田蛍冬さんによるホラー漫画です。
E☆エブリスタというサイトで連載されています。
八頭道尾さんの小説の蠱毒(コドク)が原作となっていて、それをコミカライズしたものがこの作品です。
小説と異なる点もちらほらありますので、原作を知っている人でも楽しめるような内容になっていますよ。
さて、肝心のドクムシあらすじはと言いますと…
ある時、主人公のレイジが目を覚ますと廃校と思わしき場所に連れられていました。
その部屋には、レイジの他に見知らぬ男女が6人、計7人の人がいました。
どう頑張っても脱出できないようなこの環境下に用意されていたのは土鍋や肉切包丁、7日間のカウントダウンを示している掲示板、それから監視カメラぐらいのものでした。
水はでるものの食料は何もない状況で生き残るには「人を食す」ことが必要で…。
こんな感じのなかなか壮絶なストーリーです。
一応部屋にタイマーはあるものの、これが0になれば脱出できるという確証はないですし、どうすればここから脱出できるのかという謎は解けないままです。
作中でキャラクターたちが蠱毒(こどく)という呪術がモチーフになっているのではと話をしているので、脱出のカギはそこなのでしょう。
最初はまだまともだった登場人物たちが次第に狂っていく様が見ていてぞわぞわします。
人間は極限状態までいくとこうなってしまうのか?と想像もかき立てられますね。
ホラー・グロテスクな描写を思いっきり楽しみたいならオススメです!