ちーちゃんはちょっと足りない(スマホ漫画)
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「ちーちゃんはちょっと足りない」は秋田書店が刊行する季刊女性漫画雑誌にて、2013年から2014年まで連載されました。
コミックスは8話分を収録した全1巻で完結。
2014年に第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、このマンガがすごい!2015年版オンナ編の第1位を獲得。
受賞をきっかけに一気に注目を浴びたコミックスの一つといえます。
舞台はある地域にある中学校での出来事が中心で、そこに登場する中学2年生の女の子達の生活や思いが綴られています。
シンプルな作画なので、多くの読者に受け入れられるその第一印象とは裏腹にその内容はかなり「エグい」です。
不確定要素が多いので、それをどう解釈するのかはそれぞれの読者に委ねられている所も魅力のひとつといいたい所なのですが、これを魅力と言ってもいいのか、自問自答をしてしまいます。
タイトルから想像するのは、ちーちゃんと呼ばれる女の子がちょっとデキが悪いのかなくらいなものです。
しかし、この足りないにも多分色々な足りないが含まれていると考えられます。
私たちにとっての足りないとは何なのでしょうか。
人と比べた時に不足しているものかもしれないし、自分自身が不足していると感じているもの、客観的に見た不足なのかもしれないし、それは思い込みが不足だと決定付けている場合もあります。
自分の欲求を満たしてくれる何かを補いたいために、取り返しのつかないものでその不足を埋めることに手を出そうとしていたら、一瞬立ち止まってみることも大事だと思わせる実に深いストーリーです。
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