セバスチャン・フィツェック 2006年 柏書房
フィツェックの処女作にしてドイツ出版界のベストセラー。とか。
[ちょいすじ] 著名な精神科医ヴィクトルの、12歳の娘ヨゼフィーネが「いなくなった」。4年後、島の別荘にこもっていたヴィクトルのもとに現れたアンナ。それは治療を求めて訪れた統合失調症患者だった。
いや、「アンナは患者なのか?」…アンナが語り出したのは、ヨゼフィーネによく似た娘の話。その上、アンナの訪れと共に、ヴィクトルの身辺にも不可解な出来事が次々と。。。。
スタートから4分の3以上を、
なんで?どうして?
で?
で?
で?
どうなるのーっ!
と、ひっぱった揚句に明かされたヨゼフィーネ失踪の種明かしは。。。
その手で来たか!
気がふれないように読みましょう。←ちょいネタばれ。