
小学生の頃読んだ絵本
100万年もしなないねこがいました。100万回もしんで、100万回も生きたのです。りっぱなとらねこでした。100万人のひとが、そのねこをかわいがり、100万人のひとが、そのねこがしんだときなきました。ねこは一回もなきませんでした
ねこは、しぬのなんかへいきだったのです
あたしと似てるねこだと思いました
あたしの場合100万人はしんでも泣いてくれないけど・・・
ある時ねこは、飼い猫ではなくのら猫に生まれ変わります
そして白い猫に恋をし
「そばにいてもいいかい」
と尋ね、白い猫は「ええ」とだけ答えるのです
やがて年老いた白い猫は死んでしまいます
とらねこは100万回生きた分泣きました
白い猫とずっと生きていたいと思ったのでしょう
時が経ち彼も死にました
とらねこはもう生まれ変わることはありませんでした
あたしは、この人と一緒に死にたいと思ったことはあるけど
一緒に生きていたいと思ったことはまだありません
あたしはまだ100万回生きるんだろうな
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