さよなら、さよなら

あたしは別れた男とは平気でメールとかできちゃうタイプで、でも未練があるとか全然ないのだけど。

昔付き合った人から先日メールがきました。

『東京の実家に帰るから、引っ越す前にうちにあるyuちゃんの荷物取りに来てくれませんか』


メールは平気なのだけど実際会うとなるとちょっと気が引けるわけで・・・
躊躇しながら荷物を取りに行きました。


「久しぶり。元気だった？これ、yuちゃんの荷物ね。」

「あ、ありがとう。つか、太ったね。」

「えっ？あ、うん。今最高に太った。」

「うん、なんか最高に太ってるっぽいもんね。」



すごくぎくしゃくしながら、ぎくしゃくしてることを覚られないように喋りました。


「変わってないよね」

「そう？」






「彼氏は・・・？」








答えに困りました。
たぶんいるって言ってもいないと言っても彼にとってはどうでもいいことで、ただ聞いてみただけのことなんだろうけど、あたしは何と答えたらいいのか考えました。


「いるよ。」


「そう。」



あたしはこの人に何回嘘をついたのだろう？
この人はあたしの嘘を何回わかってたんだろう？


たぶん全部わかってたはず。
あたしの右上の口元のえくぼをちゃんと見てたはず。

泣く女

以前「泣かない女」という記事を書き込んだのですが、小さい頃１回だけものすごく泣いた記憶があります。


あたしの父はものすごくドライブが大好きでよく姉やあたしをドライブに連れてってくれてました。子供の頃ってあまりドライブとか興味なくてしぶしぶついてってたのですが・・・
でも父のドライブについていくともれなくラーメンが食べれるという特典がついていたので食いしん坊のあたしはそれに釣られついて行ってました。
ある日、家で一人でグータラしてたあたしを父は
「いいとこに連れて行ってあげるから、付いて来なさい」
って車に乗せました。

車はどんどん山道を行きます。
「どこに行くと？」
あたしは父に聞きました。
父は
「ヤマメ釣りっっ！」
とうれしそうに答えました。

エー！！ヤマメ釣りぃーーーー？？？
おもしろくなさそう・・・
ヤマメ釣りっつったって釣るのはお父さんだけであたしは見てるだけやん！
つまらん、つまらん、つまらん

って思ってました。

車はどんどん山道を走っていきます。

薄暗い山道で父は
「ちょっとお父さんはヤマメが釣れそうか見てくるからyuちゃんはここで待ってなさい」
って車を止め自分だけ山の中の川のほうへ行ってしまいました。

10分、20分経過・・・
父は帰ってきません

ちょっと、ちょっとお父さん何やってんのーーーー？
最初はこの程度の不安な気持ちでした。

さらに30分経過



もしかして・・・



もしかして、あたしって捨てられた？？
お父さんに捨てられちゃった？？
最近お父さん何か冷たかったもんな

あたし姉妹の中でいい子じゃないもんな
いらない人間だもんな

まじで捨てられちゃったな


なんて、考えてたら涙がボトボトこぼれ


「おとぉーーーーーさぁーーーーーーーーん！！！！！」



泣き叫んでました


車の中で待ってろと言われたものの捨てられたあたしは車から降り

「おとぉおさぁぁーーーーーーーーーーーーーん！！！」

って泣き叫びながら山道を歩き父を探しました。


かわいくなくてもあたしを捨てないで！！お願い、あたしを捨てないで！！







気が付くと父が目の前にいました。
あきれたように笑いながらたってました。

「何泣きよるとね、捨てんよ」

父は笑いながら言いました。





あたしはしばらく泣き続けました。

あたしが見たかったもの

昨日、とてもとても美しいものを見ました
子供の頃にしか見たことないような
すごくすごく美しいものでした

今のあたしじゃ手が届かないような、あたしの汚い手じゃ届かなかったものがちゃんと見れたのです

すごくすごく素敵なものでした

素敵じゃない！

今日は怪我した傷を友人のミポコさんとAちんに見せてあげようと、二人が働くお店に行きました

まず、店長さんに会って
「yuちゃん、その顔どないしたん？？」
って聞かれたので
「でへっ、こないだ酔っ払って自転車からこけたんですよぉ！」
つったら
「相変わらずやらかしてんなぁーｗｗ」
だって
いつもじゃないです・・・


んで、ミポコさんとAちんに
「ほれほれ、傷見せにきたぁーーー！すごくない？すごくない？」
って駆け寄ってったら

「ちょ、あんた何やってんのーーー！！昨日ブログ見てびっくりしたよ！危ないやろ！車とかにぶつかってたらどうするんよ！！！！」



おこられた




でも、おこられるの好き
心配してもらってる感じがして

男にキレられることはあっても、おこってくれるのはミポコさんとAちんくらいかなぁ


「しかし、どう見たってその顔男になぐられた女にしか見えんよ」

まじで？？
そういうのも大好き
なんか愛するがゆえの暴力みたいじゃない！！
なんか素敵・・・

まだ・・・

まだ怪我する前の幸せなひと時

上目使いのビビたんこ超かわいい

イタイ女

うー、やっちゃいました



酔っ払って、自転車からこけ顔面強打し顔擦り剥いちゃいました
痛い、痛ーーーーい
唇なんか腫れあがちゃって、おまえはどこのキン肉星から来たんだよ？っつーくらいに唇がキン肉マンチックになってます
見方によってはアンジェリーナ・ジョリーみたいな
うそです


今時小学生でもこんな擦り傷こしらえてないですよ
ばかばかばかばかーーーーーー！！
あたしのばかーーーーーーーーーー！！！

今

消えてなくなりたいのです
目を瞑って次に目をひらいたらあたしという存在がなくなってたいのです
すべての人の中からあたしという存在がなくなってたいです
思い残すことはなにもないです
死にたいとは思わないけど
消えてなくなりたい

月と太陽

昔、前の職場の同僚の女の子が

「人って太陽の人と月の人と2種類いると思うんですよ。見た目とか性格とか関係あるのかもしれないけど、私は感覚でこの人は太陽とか月とかわかります。」


って言ってたのをふと思い出しました


「じゃあ、あたしは月と太陽どっち？」

って聞いたら

「yuさんは太陽の人ですね。なんとなく」


だって






そうなのか・・・
あたしは特に明るい性格でもなくどっちかっていうとネガティブなのに
休みの日も一日中家に引きこもり漫画読んで、酒飲んでるあたしが太陽なのか


それ以来、あたしも太陽の人と月の人を見分ける練習してます

ビビは月の人（猫）
ほんとにビビは月が似合います
セーラームーンに出てきそうなんだもん