COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

米国のチェンジのゆくえの再放送

2008-09-19 22:33:09 | Weblog
 9月20日(土)の夜に放送時間された、地球特派員2008「“チェンジ”のゆくえ~接戦 アメリカ大統領選挙~」の再放送があります。なお、20日の放送チャンネルをNHK総合と誤って掲示したことを陳謝します。

28日(日)16:10‐17:00 NHK衛星第一
 大勢の若者を動員して”We can change!”を訴え、民主党の指名を獲得したオバマ候補が、黒人初の大統領候補として注目を集めてきました。一方共和党側では、マッケイン候補が女性初の副大統領候補に指名したペイリン候補が注目を浴びて世論調査ではオバマ、マッケイン候補の支持率が拮抗し、11月4日の投票日に向けて選挙戦が激しさを増しています。
 イラク戦争が泥沼化する中で、広がる経済格差や医療費問題などで閉塞感が漂う米国で発生したサブプライムローン問題は世界の波及し、最近の大手証券会社リーマン・ブラザーズの経営破綻で、未だ底が見えない状況です。どちらが大統領になっても、ブッシュ政権8年間の負の遺産という大きな困難に直面せざるをえません。
地球特派員は放送で取り上げられた課題のスペシャリストが、舞台となった国を探訪して、探り出した状況を報告する番組です。今回の特派員は、米国政治・外交のスペシャリストで国際政治学者の中山俊宏さんです。民主党員は政治実績豊富なヒラリー氏より経験不足のオバマ氏を、そして共和党員は悪評のイラク戦争を支持してきた経済が不得手のマケイン氏をなぜ選んだのでしょうか。中山さんは「米国民は“政策”で選んだのではなく、変化を求める時代の気分と同調する“物語”を持った候補を選んだと読み、選挙を期に米国政治上の巨大な地殻変動が起こる可能性が高いと予測しています。
 二人はどう戦い、その結果は米国の行方をどう左右するでしょうか。いずれにせよ国際社会はもとより、日本にもその影響が及ぶのは避けられないでしょう。チェンジが良い方向に向かうことを願わずにはいられません。
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