寒くてもかわいさ優先 仙台・女子高生スカート丈検証 (河北新報) - goo ニュース
女子高生のスカート丈が話題になっている。短いとされる新潟県では1月末、校長らが「服装正常化一斉キャンペーン」に乗り出した。仙台の女子高生のスカートも短いといわれる。街頭で巻き尺を持ち、検証した。
<ウエストまくる>
2月18、19の両日夕、寒風が吹くJR仙台駅西口周辺でアンケートを行い、50人(うち1人は県外の高校生)の女子高生のスカート丈を測った。ひざの中心からすそが上だとひざ上、下だとひざ下と定義した。
50人の丈はひざ下5センチからひざ上23センチまでと幅広い。平均はひざ上11.3センチ。ひざ小僧が完全に見えるぐらいで、格段短いようにも思えない。だが、ももが見えるくらいのひざ上15センチ以上の「超ミニ」は17人と、3分の1に上った。
公立に通う28人の平均はひざ上13.7センチ。一方私立高生22人の平均は同8.2センチ。私立高は校則が厳しく、スカートが長い傾向にある。公立高生の短さが際立って見えるのかもしれない。
ひざ上6センチより短い40人に、短くする方法を尋ねると、「ウエスト部分をまくる」が88%。4回巻きで頑張る女子もいた。
<防犯上の不安も>
寒さについては、70%が「寒い」と答えた。防寒対策(複数回答)で一番多かったのは、ジャージーの16人。スパッツ11人、毛糸のパンツ、ハーフパンツともに8人と続いた。我慢すると答えた女子は8人いた。
防犯上不安を感じたことがあるのは8人。「バスの中でじろじろ見られた」「のぞかれそうになった」などの経験があった。夜道はスカート丈を長くし、防衛する女子もいた。
寒いし危ないし、スカート丈を短くして良いことはちっともなさそうだが、「高校生の特権」(公立3年)「長いと邪魔」(公立2年)「校則が厳しくてできないが、かわいいからやりたい」(私立1年)など、根強い支持があった。
ある公立3年生は昨夏、部活の全国大会に出場し、宮城のスカートが他県と比べて短いと気付いた。「でも仙台はこれが普通だから」と意に介さない。
<「ダサイのは嫌」>
「『ダッセーあいつ』と言われる」(公立3年)のが嫌で、短くせざるを得ない子もいる。「長くしたい」と嘆く公立2年生は、パンタロンの制服がある常盤木学園高がうらやましいそうだ。
超ミニからの脱却傾向もうかがえる。「短すぎる人はダサイ」(私立2年)「すそからジャージーが見えるのはダメ」(公立3年)「昨年夏より長くなった」(公立1年)などの意見を得た。
「全国で長いのがはやってきていると聞いた。寒いから絶対そっちがいい」とある公立3年生。公立1年生も「大阪などで流行している長いスカートはかわいい」と語った。
◎次に来る丈の長さは? 「ほどほど感」がおしゃれに
「勉強もスカートも、やる気次第でまだまだのびるんだ」は新潟県の標語。女子高生のスカート丈を長くするよう指導し始めた同県では、少しずつ効果が表れている。
公私立の28校でつくる新潟地区生徒指導連絡協議会会長の内川洋・新潟市高志高校長は「周りに合わせて短くしていた子が、長めのスカートに変わってきている。(通学で利用する駅の)駅員さんからもそう証言を得ている」と話す。
全国の制服事情に詳しいイラストレーターの森伸之さん(48)=東京=によると、仙台は極端に短いのではなく、実は「水戸や名古屋、京都などほかの地方都市と同じ程度」に短いのだそうだ。公立高でも仙台はおとなしめの傾向にあるという。
森さんは「全国では長い時間をかけてスカート丈が伸び、ひざが見えるかどうかの長さになる」と今後の傾向を予測する。東京ではバランスが重視され、「ほどほどな感じ」がおしゃれになってきているそうだ。
「学校の考える望ましい着こなしと生徒の着こなしが近づいてくる。仙台は大きな街で東京の情報が入りやすいが、流行が波及するには3年ぐらいかかるだろう」
正直言ってミニスカは好きですが、女子高生の異常な短さには一切魅力を感じませんね。駅の階段で過剰なぐらいに隠すなら、履くなと言いたいです。もちろん覗こうなどと思っていませんが、「覗くなよ!」的な態度にムカつきます。って、個人的な感想でスイマセン。
女子高生のスカート丈が話題になっている。短いとされる新潟県では1月末、校長らが「服装正常化一斉キャンペーン」に乗り出した。仙台の女子高生のスカートも短いといわれる。街頭で巻き尺を持ち、検証した。
<ウエストまくる>
2月18、19の両日夕、寒風が吹くJR仙台駅西口周辺でアンケートを行い、50人(うち1人は県外の高校生)の女子高生のスカート丈を測った。ひざの中心からすそが上だとひざ上、下だとひざ下と定義した。
50人の丈はひざ下5センチからひざ上23センチまでと幅広い。平均はひざ上11.3センチ。ひざ小僧が完全に見えるぐらいで、格段短いようにも思えない。だが、ももが見えるくらいのひざ上15センチ以上の「超ミニ」は17人と、3分の1に上った。
公立に通う28人の平均はひざ上13.7センチ。一方私立高生22人の平均は同8.2センチ。私立高は校則が厳しく、スカートが長い傾向にある。公立高生の短さが際立って見えるのかもしれない。
ひざ上6センチより短い40人に、短くする方法を尋ねると、「ウエスト部分をまくる」が88%。4回巻きで頑張る女子もいた。
<防犯上の不安も>
寒さについては、70%が「寒い」と答えた。防寒対策(複数回答)で一番多かったのは、ジャージーの16人。スパッツ11人、毛糸のパンツ、ハーフパンツともに8人と続いた。我慢すると答えた女子は8人いた。
防犯上不安を感じたことがあるのは8人。「バスの中でじろじろ見られた」「のぞかれそうになった」などの経験があった。夜道はスカート丈を長くし、防衛する女子もいた。
寒いし危ないし、スカート丈を短くして良いことはちっともなさそうだが、「高校生の特権」(公立3年)「長いと邪魔」(公立2年)「校則が厳しくてできないが、かわいいからやりたい」(私立1年)など、根強い支持があった。
ある公立3年生は昨夏、部活の全国大会に出場し、宮城のスカートが他県と比べて短いと気付いた。「でも仙台はこれが普通だから」と意に介さない。
<「ダサイのは嫌」>
「『ダッセーあいつ』と言われる」(公立3年)のが嫌で、短くせざるを得ない子もいる。「長くしたい」と嘆く公立2年生は、パンタロンの制服がある常盤木学園高がうらやましいそうだ。
超ミニからの脱却傾向もうかがえる。「短すぎる人はダサイ」(私立2年)「すそからジャージーが見えるのはダメ」(公立3年)「昨年夏より長くなった」(公立1年)などの意見を得た。
「全国で長いのがはやってきていると聞いた。寒いから絶対そっちがいい」とある公立3年生。公立1年生も「大阪などで流行している長いスカートはかわいい」と語った。
◎次に来る丈の長さは? 「ほどほど感」がおしゃれに
「勉強もスカートも、やる気次第でまだまだのびるんだ」は新潟県の標語。女子高生のスカート丈を長くするよう指導し始めた同県では、少しずつ効果が表れている。
公私立の28校でつくる新潟地区生徒指導連絡協議会会長の内川洋・新潟市高志高校長は「周りに合わせて短くしていた子が、長めのスカートに変わってきている。(通学で利用する駅の)駅員さんからもそう証言を得ている」と話す。
全国の制服事情に詳しいイラストレーターの森伸之さん(48)=東京=によると、仙台は極端に短いのではなく、実は「水戸や名古屋、京都などほかの地方都市と同じ程度」に短いのだそうだ。公立高でも仙台はおとなしめの傾向にあるという。
森さんは「全国では長い時間をかけてスカート丈が伸び、ひざが見えるかどうかの長さになる」と今後の傾向を予測する。東京ではバランスが重視され、「ほどほどな感じ」がおしゃれになってきているそうだ。
「学校の考える望ましい着こなしと生徒の着こなしが近づいてくる。仙台は大きな街で東京の情報が入りやすいが、流行が波及するには3年ぐらいかかるだろう」
正直言ってミニスカは好きですが、女子高生の異常な短さには一切魅力を感じませんね。駅の階段で過剰なぐらいに隠すなら、履くなと言いたいです。もちろん覗こうなどと思っていませんが、「覗くなよ!」的な態度にムカつきます。って、個人的な感想でスイマセン。