HM(元大関ClarynoGran)の趣味部屋

そろそろ何もかもが面倒臭くなるお年頃になりました。

Advanced W-ZERO3 es 実機を触っての所感

2007年06月16日 02時08分15秒 | 携帯電話ネタ
他のキャリア(ドコモやソフトバンク)でのWindowsMobile端末の位置付けは、
「Another one」つまりフラッグシップとは別の「企画端末」であり、
「好きな人が持てば良い」もしくは「法人向けにカスタマイズしやすい端末」
という立場である。

しかしながらWillcomの中では事実上のフラッグシップモデルであり、
「高機能端末を欲しいユーザーにはW-ZERO3を」という立場の端末である。
これは今回のAdvancedW-ZERO3esでも変更が無い。

つまりAdvanced W-ZERO3esは、他のキャリア以上に
「普通の携帯電話である」事が要求されていると考えてる。
それは今回のプレゼンの中に度々出てきた「for Lite User」「よりケータイらしく」という
言葉からも、Willcom自身が自覚しているはず。


それを考えると、Advanced W-ZERO3es のUIが
余りにもWindowsMobileそのままな事が気になる。
「センターを押してメニューが出る」
「センターキー+0キーで電話番号が表示される」等、
よくも悪くも日本的携帯電話なUIを「再び捨てた」本端末に、少々違和感を感じる。


WS003SH、WS004SHの様に明らかに「ユーザーを選ぶ端末」ならともかく、
「カッコイイ」「なんでもできそう」「便利そう」というライトユーザーが購入したが、
結局使いこなせずに使う事を諦めてしまうんではないだろうかと不安に感じている。

ビジネスユーザーには比較的カスタマイズしやすい本端末は魅力的だと思うが、
「コンシューマー層にどれだけ受け入れられるか
  =WindowsMobile端末に市民権が得られるか」
という意味で非常に重要な立場の端末になってしまったと思う。

もちろん、Advanced W-ZERO3は「日本市場の為に作られたWindowsMobile端末」であり、
他の「世界中で売れる端末の日本カスタマイズ版」より売れないはずが無い、とは思うのですが・・・。

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